トヨタは、一般ドライバー向けの安全運転講習会「トヨタ ドライバーコミュニケーション」の2006年度の開催概要を発表した。

 この講習会は、交通事故低減を目的とした、1987年以降各地で開催してきたトヨタ独自の啓発プログラム。これまでに累計約1万4,500人が受講、2005年度は富士スピードウェイ内にオープンした「トヨタ交通安全センターモビリタ」と「MEGA WEB」の2ヶ所で年間を通して実施、約5,500人が受講している。

 2006年度は、モビリタでの講習プログラムがさらに充実し、開催拠点も増え、全国6ヶ所で実施される。

 モビリタででは、一般・個人向けに、新たに「半日体験コース」「総合トレーニングIII」「トヨタレーシングドライバーミーティングII」の3プログラムと、企業・団体向け「オーダーメイドコース」、高齢者向けには特別プログラムをそれぞれ設け、様々な講習ニーズに応えている。

 開催拠点は、モビリタ、MEGA WEBに加わり、トヨタ系列の自動車学校「トヨタドライビングスクール東京(東京都立川市)」、「中部日本自動車学校(愛知県名古屋市)」で定常的に開催するほか、トヨタの製造事業体であるトヨタ自動車九州�、トヨタ自動車北海道�でも数回の開催される。