New Car GRANDPRIX MINIVAN 新車対決Part2
HONDA STEPWGN VS TOYOTA ISIS
プロフェッショナルの評価は? 自動車評論家がズバリ Critic Review
HONDA STEPWGN Critic Reviw TOYOTA ISIS
トヨタヴォクシー   ニッサンセレナ
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ヴォクシーvsセレナ プロフェッショナルの評価は?
 
「オススメはヴォクシー!」
この手の車でワインディングを走っても楽しくはないものだが、ヴォクシーは違った。7速ステアシフトを装備していたせいもあるが、それなりに楽しむことが出来たのだ。コレ、結構重要なことだと思う。(大岡)
 
「オススメはセレナ!」
ファミリーに優しいセレナに1票!クリーンな内外装にも好感!CVTのレスポンスの良さにも感激!ヴォクシーはオトコ臭くってちょっとね・・・。ステアリングも太くて、セレナから乗り換えたときにはたまげた。(徳田)
大岡智彦
大岡 智彦(プロフィール
クルマ情報サイト『CORISM(コリズム)』編集長として、新車を中心とした取材活動に東奔西走の日々。家に帰ればかわいい娘を持つ2児のパパ、という顔も。
徳田 透
徳田 透(プロフィール
みんなでクルマを徹底評価するサイト『Voice‘s』の編集長。日々ユーザー目線でクルマを見続けている。コンパクトカー好きを豪語するが、実はミニバンにも興味津々。
   
新車値引き価格 大予想!3年後のリセールバリュー
VOXY 13.6〜26.4万円
SERENA 11.2万円〜19.2万円
※『221616.com』編集部調べ(05年11月現在)

VOXY 44〜53パーセント
SERENA 56〜64パーセント
ガリバー自動車流通研究所調べ
松下宏の結論 「ヴォクシーの勝ち!」
松下宏 セレナとヴォクシーはともに5ナンバーサイズの小型ミニバンで、セレナが小型車枠をいっぱいに使ったのに対し、ヴォクシーは全長をやや抑えた設定だ。またセレナが2005年にフルモデルチェンジを受けたばかりなのに対し、ヴォクシーがデビューしたのは2001年11月ですでにデビューから4年以上経過している。ほやほやの新型車に対して、モデルサイクルの後半という違いがあるわけで、全体としてはセレナが有利な傾向にある。
 ヴォクシーの魅力はまずは角張ったデザインが表現する若々しさやスポーティさだろう。ミニバンの中でもユーザーの年齢層が若いと言われるのはそのあたりが理由と思われる。2.0Lの直噴エンジンと無段変速のCVTの組み合わせで、滑らかで力強い走りを実現するのも魅力。多人数乗車も苦にしないだけの走りが可能である。しかも上級グレードのZでは7速マニュアルモード付きのCVTとなり、スポーティさも備えている。
 これに比べるとセレナは走りの面ではやや不利。ミニバン用にチューンされたMR20DE型エンジンの動力性能は、パワーで大きく劣りトルクがわずかに上回るだけ。トルク重視のチューニングは良いが、走りの良さという点ではヴォクシーに軍配が上がる。ともに柔らかめの設定がなされた足回りを持つが、ヴォクシーのほうがコーナーなどで安心できる。
 逆に室内空間の広さではセレナのほうが断然上位にくる。全長の長さが貢献して室内の広さは5ナンバーミニバンとしては圧倒的なもの。特に3列目のシートの居住性に大きな違いがあり、多人数乗車をする機会の多い人にはセレナのほうが好まれそう。ヴォクシーのパッケージングは今となっては古さを感じさせる部分がある。
 実勢価格を考慮に入れた割安感ではまたヴォクシーのほうが有利。モデルが古くなってクルマとしての魅力で劣る分をカバーする以上に安く買える印象。それぞれに勝ち負けがあるが、価格も含めるとヴォクシーが優位に立つと見る。

松下 宏氏の「達人」記事(CORISM)はこちら
モデル紹介
皆川 奈美 皆川 奈美
1979年5月11日生まれ おうし座 神奈川県生まれ
明るい笑顔がキュートな奈美チャン。編集部一同、メロメロっす。マイブームは「資格」。え? 野菜のソムリエ(!)とか、とにかく資格取得のオンパレード。アッタマいいのね。競馬番組のレポーターをしていたこともあって、競馬も趣味なんだとか。へえ〜。
そんな多趣味な奈美チャンの公式サイトはこちら
 
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