レクサスGSに待望のハイブリッドモデルが登場!

GS450hには、美しいボディラインを際だたせる新色のプレミアムライトブルーを始め、全部で11色のボディカラーが用意される。

通常モデルとのエクステリアの違いは、あえて最小限に抑えられている。リヤビューでは、GS450hのエンブレムを装着し、さりげなくハイブリッドであることをアピールしている。

ホイールは本体に樹脂ガーニッシュを組み合わせた専用タイプのものを装着する。とても軽量に仕上げられ、燃費向上にも一役買っている。

ドアの下部にはハイブリッド専用のエンブレムが装着される。控えめなデザインだが、精悍なイメージをプラスすることに成功している。

エンジンはGS350にも搭載される3.5リッターV6をハイブリッド専用にチューニングしたもの。燃費はもちろん、排ガスのクリーン度もピカイチ。

FR専用の2段変速式リダクション機構付きのTHSIIを新たに開発。より低い速度までエネルギーの回生を行ない、さらなる低燃費に貢献している。

タコメーターの代わりにハイブリッドシステムインジケーターを設置するなど、専用のメーターを装着。コラム上にあるものはドライバーモニター付きプリクラッシュシステム用のカメラだ。

ナビ画面にはプリウスなどと同様に、走行状態を知らせるエネルギーモニターを表示させることが可能。より燃費のいい走行の目安になる。

走り方などにあわせて3つの走行モードを選べるモードセレクトスイッチ。パワーモードではレスポンスのいいスポーティな走りが味わえる。

4.5リッター並みのパワーと2リッター並みの燃費を両立!

レクサスGSに待望のハイブリッドモデルGS450hが追加された。GS450hという車名の数字から、4.5リッターV8エンジンとモーターの組み合わせと思ってしまいそうだが、じつは違う。搭載されるエンジンはGS350と同じく3.5リッターのV6で、それにモーターを組み合わせているのだ。

システム的にはプリウスやハリアーハイブリッドなどと同じTHSIIを採用するが、FR専用に開発された2段変速式リダクション機構付きのミッションを新たに採用。これは従来の6速AT並のスペースに収まるコンパクトな設計が特徴で、走行状態に応じてハイとローのふたつのギヤを自動的に切り替えることで、4.5リッター並のパワフルで滑らかな加速フィールと同時に2リッター並の燃費を実現している。

ハイブリッド専用のチューニングが施されたエンジンのパワーは296PS。そしてモーターの出力は、パワーコントロールユニットの高電圧化もあって、なんと200PSを生み出す。単純にパワーを合計すると、496PSになるが、エンジンとモーターを組み合わせたシステムとして発揮できる出力は345PSだ。

GS450hではこのパワーを活かした走りが楽しめるよう、6速のシーケンシャルシフトを採用したのも他のハイブリッドカーにはない特徴だ。通常走行時は無段変速となるが、マニュアルモードではモーターとジェネレーターの回転数を制御してエンジン回転数を調整し、6段階にマニュアルシフトが可能。このおかげで思い通りの走りを楽しめるのも他のハイブリッドモデルにはないレクサスならではの魅力といえる。

専用パーツを採用し、ハイブリッドとしての魅力をプラス

GS450hのエクステリアは一見、通常モデルと大きく変わらないように思えるが、専用アイテムを採用することでハイブリッド車らしい演出がなされている。リヤの車名ロゴはもちろん、サイドにもハイブリッド専用のエンブレムを装着。ホイールも本体に樹脂ガーニッシュを組み合わせ、個性的なデザインと軽量化を両立させた専用の18インチサイズのものがおごられている。またボディカラーはハイブリッド車ならではの先進的なイメージと美しい陰影が魅力のプレミアムライトブルー(新色)をはじめ、全11色が用意されている。

インテリアではタコメーターの代わりにハイブリッドシステムインジケーターが設置される。このインジケーターには“ECO”エリアや、エネルギーの回生を知らせる“CHARGE”エリアなどの表示があり、低燃費走行の目安を教えてくれるのだ。また、メーターパネル内のマルチインフォメーションディスプレイや、ナビ画面にはエネルギーの流れやバッテリーの充電状態を知らせるエネルギーモニターを表示させることも可能だ。

最新技術の採用でレクサスならではの快適性と安全性を実現

いくら燃費性能に優れていても、レクサスにふさわしい快適性や質感を備えているかどうかが大いに気になるところ。もちろんGS450hでは、レクサスにふさわしい質感&快適性と、優れた環境性能と快適性を両立させる先進のテクノロジーが数多く投入されている。

GS450hに限らず、ハイブリッドカーは燃費向上のため停車時はアイドリングストップを行ない、無駄な燃料消費を抑えている。だがエンジン停止時はエアコンの作動も止まってしまう。そこでGS450hでは内蔵モーターでコンプレッサーを駆動する電動インバータコンプレッサー式のエアコンを採用。これによりエンジンが止まっていてもエアコンが作動し続け、快適な空調と低燃費の両立を可能にしている。

またGS450hバージョンLには、ドライバーの顔の向きを検知する新しいプリクラッシュシステムを採用したのもポイント。これはステアリングコラム状のカメラにより、ドライバーが正面を向いていない状態で衝突するとクルマが判断した場合、通常よりも早い段階で警報を行なってくれる最新式のシステムだ。

ナビゲーションもNAVI・AI-AVSという最新式のシステムを搭載する。これはナビの道路情報に基づいてダンパーの減衰力を最適に制御し、優れたコーナーリング性能を確保するもの。さらに上下Gセンサーによって感知した路面の段差などの情報を地図に記録。次に同じルートを走る場合には、そのデータも参考にして、滑らかな乗り心地が得られるような減衰力調整を行なってくれる。レクサスGS450hは、単に燃費がいいだけのクルマではなく、レクサスらしいクオリティの高さも忘れてはいないのだ。

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代表グレード
GS450h
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4830×1820×1425mm
車両重量[kg]
1890kg
総排気量[cc]
3456cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
296ps(218kw)/6400rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
37.5kg-m(368N・m)/4800rpm
ミッション
電子制御無段変速機
10・15モード燃焼[km/l]
14.2km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
680.0万円
発売日
2006年3月16日
レポート
office MUSHROOM