短期間で効率よく大幅値引きを狙うソッコー新車購入術

 2〜3月は新車が最も売れる月。自動車メーカーの多くが3月末決算ということもあり、それはそれは過激な販売競争が繰り広げられる。続々と新車も投入されるし、既存のモデルは新型車への対抗、販売ノルマの達成ということもあり大幅値引きが一番で安い季節なのだ。

 とはいえ、もう3月。新車購入を考えているのならもう時間がない。まだ1ヶ月あると思いがちだが、新車の販売は登録(ナンバーを取る)しなければ販売会社の成績にならないのだ。つまり、車庫証明をとって登録するまで、3日〜1週間程度の時間を要するため実質あと数週間の内に決めなくてはならない。

 当然、商談時間が短いと、百戦錬磨のセールスマンに丸め込まれやすい。そこで、ココでは、短期のうちに大幅値引きを獲得するためのテクニックを紹介しよう。

下調べと割り切りが重要だ!

 短期間決戦では、まずなにが必要かというと「下調べ」が大切。
 まず、決めなくてはいけないことは、

1、 欲しい車種・グレード・オプション・色は最初から決めておくこと。ちょっと特殊なオプションについては、いざとなったらあきらめられる覚悟を持つ。

2、 ライバル車を2車種ほど選び、グレード・オプション・色も決めておくこと。

3、 本命車種がだめなら、ライバル車種を購入する決意をすること。

 商談中は、値引きに終始することが大切。無用な車種の説明を省き効率よく商談することが目的だ。そのための下調べ。車種の情報は、インターネットや雑誌などで簡単に手に入る。

ライバルを知れ!

 次はライバルであるセールスマンと戦う武器(値引き情報)を調べる。

* 本命&ライバル車種の値引き情報をチェックする。

 これ、とても大切。雑誌などにある値引き目標など、一応の目安がないと最初に提示された金額が高いのか低いのかの判別ができないからだ。

その次、下取り車がある場合。

*買取り店へ行く。ただ、スグには売らない。

まずは、自分の下取り車がいくらなのか判断材料に使う。下取り車は、高いほうに売ればよい。

 次はちょっと面倒だが、
* 実印、印鑑証明、住民票をとりあえずそろえておく。土壇場の切り札として使う。

 すぐにでも登録できる書類がそろっていれば、営業マンもその気になりやすい。

 さあ、これでほぼ準備完了。あとは商談にのぞむのみ!

 次回は具体的な商談方法だ!

written by 大岡 智彦
職業:コリズム編集長