厚みを感じさせるボディと4隅に張り出したフェンダーにより、どこから見ても安定感のある全周台形フォルムを実現している。 スポーティな外観を与えられたゼストスポーツ。大きなメッシュ状の開口部と、大型のフォグランプがよりスポーティな印象を与える。またヘッドライトはスモークタイプとされ、より精悍な顔つきだ。 ボディを大きく見せる面構成を採用。サイドまで回り込んだテールランプと、ガーニッシュにより、ワイド感が強調されているのがとても印象的だ。 開放的な印象を与えるようデザインされたゼストのインパネ。カーナビやエアコン、そしてATのセレクターが使いやすく、コンパクトに配置されている。 大容量のグローブボックスに加え、助手席アッパーボックスなど小物入れは豊富に用意されている。またドリンクホルダーはシートセンターの他、運転席のエアコン吹き出し口部分にも設置される。 ゼストはホンダ独自の低床技術により、ステップワゴンと同等の1340mmの室内高を実現した。このため背の高いものを積み込めるのはもちろん、ヘッドクリアランスの余裕もかなりのものだ。 テールゲートの開口部分の高さは1020mmを確保。このおかげで最大739リッターもの大容量ラゲッジを実現している。また開口部の最下端は地上から530mmと低く設定されている。 フリクションを徹底的に低減し、ターボながら18.0km/lの低燃費を実現した。またFFモデルでは平成17年排出ガス基準75%低減レベルを達成している。 キーを携帯しているだけでドアのロック/アンロック、そしてエンジンの始動ができるスマートキーシステムとセキュリティアラームはオプション設定だ。 ![]() |
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広々とした室内空間と乗り降り楽々のドア形状 ホンダのゼストは日常の買い物から週末のレジャーまで、パーソナルな使い方はもちろんファミリーユースまで、様々な用途に対応できる新型Kカーだ。 良好な視認性と使い勝手に優れたインテリア ゼストのインテリアはフロントとリヤで、それぞれ異なる心地よさを追求したのがポイントだ。Bピラーを境にフロントはウインドウの開口部を大きく取り、開放感を追求。またアイポイントを高めに設定すると同時に、Aピラーを細く見えるように設計するなど、視界が良く運転しやすい印象だ。一方、リヤはショルダーラインを高めに設定し、包まれ感のある空間を実現。フロントシートは開放感、リヤは安心感のある空間を同時に実現したのだ。 ゆとりある走りと低燃費を両立したターボエンジン ゼストはファミリーユース向けの標準車とスポーティな外観のゼストスポーツの2タイプをラインアップする。搭載されるエンジンは標準車がNAのみなのに対し、ゼストスポーツにはターボエンジンも選択可能だ。どちらも1気筒あたり2本のプラグを配置した、ホンダお得意のi-DSIエンジン。そしてこれらに組み合わされるミッションはスムーズな走りと低燃費に貢献する4速ATだ。また全タイプに4WDモデルを設定している。
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ゼストのカタログ情報
- 平成18年3月(2006年3月)〜平成24年11月(2012年11月)
- 新車時価格
- 104.0万円〜162.8万円