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ボディサイズが大きくなり、ホイールベースが延長されたので、室内空間は大きく広がった。特に後席の居住空間が大きく広がったのが注目されるところで、有効室内長や後席のニールームはシーマよりも広いという。大人が後席に座ってゆったり足を組めるくらいの広さがある。ただ、ソファのようなと言われる後席のシートは、クッションが柔らかすぎて座った瞬間に体が沈み込む。落ち着きが足りない感じだ。
運転席回りのデザインも外観と同様にSモーションがテーマとされ、流れるようなラインで包み込まれるような感じ。さらにツートーンにコーディネートされた内装のカラーや随所に配置された木目調のパネルなどが品質感を表現している。日産では2003年に発売したティアナからモダンリビングという考え方でセダンの内装を作ってきたが、ティアナ、ティーダ、シルフィの3車種によってそれが完成したことになる。
快適装備では運転席オートドライビングポジションシートが注目されるところで、女性がハンドバッグをしまうこともできる大容量(9.7L)のコンソールボックスも用意される。従来のシルフィと比べると3倍以上の容量だ。ほかにも各部の収納スペースが用意されていて、いかにも女性を意識した仕様だ。
逆に安全装備は横滑り防止のVDCがオプション設定もされておらず、この点では明らかに遅れている。
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インテリアはコンサバティブであるものの、ティアナ譲りのセンスのよさが光る。特に色使いなどは非常にうまく、トヨタ車より「やさしい」印象が強い。
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いつも目に触れるメーターの背景はホワイトアウトされていて、ドレッシーなイメージ。おしゃれな女性にはたまらない装備では?
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貝殻をイメージしてデザインされたというシート。たっぷりとしたサイズで、包み込み感も抜群! かなり大きな高級車に乗っているような錯覚を起こしてしまいそう……
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驚くほど広大なリアシートは新型シルフィの目玉! 2〜3クラス上のゆとりを実現しているから驚く。5ナンバーでこれだけ広いのだから「3ナンバー車なんて要らない」と思ってしまいそう……。
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収納スペースを多く室内に配している新型シルフィ。特にセンターコンソールはかなり大型で、ちょっとしたバッグを収納することもできそう。女性に嬉しい設計がされていると言えよう。
代表グレード | 20M |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4610×1695×1510 |
車両重量[kg] | 1220 |
総排気量[cc] | 1.997 |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 19.5(191)/4400 |
ミッション | エクストロニックCVT |
10・15モード燃焼[km/l] | 16.0 |
定員[人] | 5 |
税込価格[万円] | 199.5 |
発売日 | 2006.12.21 |
レポート | 松下 宏 |
写真 | 佐藤 靖彦 |
ブルーバードシルフィのカタログ情報
- 平成17年12月(2005年12月)〜平成24年12月(2012年12月)
- 新車時価格
- 178.5万円〜241.5万円
ブルーバードシルフィの在庫が現在1件あります
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