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以前からその登場が噂されていたアストンマーティンのラピード。V12ヴァンキッシュやDB9、V8ヴァンテージを次々デビューさせ、アストンマーティンは新戦略第1弾を完結させたが、このラピッドはアストンマーティンの次なる戦略を担うモデルとなることはいうまでもない。ボディのベースとなったのはDB9。航空機技術から取り入れた接着剤工法を採用する、お馴染みのアルミ製VHプラットフォームを前後方向に300mm拡大して、美しい4ドアクーペスタイルとした。1927年にロンドン・オリンピア・モーターショーに出展した4ドアモデルに端を発し、これまでアトム・プロジェクトやヴィラージュのシューティングブレークなどのクラシックモデルに受け継がれてきた4ドアの歴史の中でも、ラピードは際立って興味深く、すべてのドアがDB9と同じようなスワンドアを採用、12度の傾斜が付けられ、やや上方に開く。センターピラーの処理や乗り降りのしにくさなど、まだ若干の改良が必要に映ったが、近い将来リリースされるに違いない。 |