新エンジン搭載
フィアット オート ジャパンは、アルファロメオの最新モデル「アルファ159」を、2006年2月11日より全国のアルファロメオ正規ディーラーを通じて発売開始すると発表した。
今回発売される「アルファ159」は、全世界での販売台数68万台超を記録した「アルファ156」の後継モデル。
当初搭載されるのは、新設計直噴式2.2リッター・JTSエンジン。オールアルミ製で従来型に比べ大幅に軽量化されている。このエンジンの大きな特徴は、「ツインフェ−ザー」と呼ばれる吸排気バルブのそれぞれに連続可変バルブタイミング機構を装備していること。それにより、高出力と高トルクを実現しながらも、燃費とエミッションレベルを低減されている。
また、組み合わされるトランスミッションも新設計の6速マニュアルで、短いシフトストロークと軽い操作感を特徴としている。
一方、サスペンションシステムも新しくなり、フロントにはハイマウントアッパーアーム型ダブルウィッシュボーン式、リアには新設計のハイマウント式アッパーアーム型マルチリンク式が採用された。
ボディサイズUP
ボディは、156に比べサイズアップし、室内スペースも拡大した。また、新型「プレミアム」フロアパンの採用により、ボディシェルの剛性が大幅に向上、さらに、さまざまな安全装置が装備され、その結果防音効果と抑振効果に優れた室内環境と高い安全性を実現している。
エクステリアは、ジョルジェット ジュジャーロとアルファロメオ・スタイリングセンターによってデザインされ、アルファロメオのシンボルと言える盾形グリルや軽やかなボディラインなどで、洗練されたイタリア的スタイリングに。また、筒型が印象的なコンビネーション型ヘッドライトや横長のエアダクト、深いV字型ボンネットラインなどが、スポーティさを強調している。
一方、インテリアも、エクステリア同様スポーティかつエレガントなアルファロメオらしい雰囲気に仕上がっている。
また、今回発売される「アルファ159」では、ユーザーの好みに合わせて、さまざまなオプションから選んで追加することができる「カスタマイズ オーダー プログラム」が用意されている。
なお、2月に発売される2.2リッターモデルのほかに、2006年春には3.2リッター右ハンドルモデルが発売される予定。
価格は、2月に発売される2.2リッターモデルが399万円、春に発売予定の3.2リッターモデルは529万円。