去年の今頃は若造の乗るようなクルマに乗っていた達人。でも、実は意外に気に入って乗っていました

4台もの中古車を乗り継いだもののマッチしたクルマには巡り合えず

初のポルシェオーナーになるも、予想以上に乗り心地が悪く、速攻で手放すハメに

 もうすぐ今年も終わりですね。ということで今回は、今年の私の中古車ライフを振り返ってみることにします。タイトルにもあるように、私は今年だけで4台の中古車を乗り換えました。ボロい中古車を乗り継ぐ私でも、1年で4台というのは過去最高かもしれません。では、その4台を、ちょっとづつ紹介していきましょう。

 そういえば去年の今頃は、私は平成6年式のMR2 GT-Sという、若造みたいなクルマに乗っておりました。このクルマは結構、気に入っていたので1年ぐらい乗っていました。このクルマも、もちろんオークション代行でゲットしております。

ポルシェはダメだったので、プジョーに乗り換え!しかし結果は…

3ヶ月乗れればイイヤ、と思って買ったのに1ヶ月しか働かなかった3万円のプジョー306

 ちまたに流通しているMR2は、大部分が事故車ですが、このクルマもキッチリ大事故車。その上、TRDの300km/hメーターにメーターが交換されていたので走行不明車という、かなりチャレンジングなクルマでした。

 でも、予想に反して意外にマトモに走り、なおかつ多少改造しているのでリミッターも効かずに速いクルマでした。でも、「俺もそろそろ落ち着こう」と思い、売りに出したら、3型のマニュアルで、人気の白ということもあり、速攻で売れてしまいました。

 そして次に買ったのが、ポルシェ968CS。MR2を売って一週間も経たないうちに、知り合いの中古車屋から連絡があり、茨城のオークションで落札してもらいました。

 ちなみに業者オークションの落札額は100万円ぐらいでしたが、そのクルマそのものが、まだ中古車情報誌のインターネット版に掲載されていて、長野の中古車屋での売値はナント190万円でした。店の売値190万円のクルマを、業者オークションでは100万円で手放すんですね。世の中ってコワイ。

 で、そのポルシェを乗り回していたのですが、このクルマはCS(クラブスポーツ)といって、サーキットのお遊び車みたいなノリのモデルで、スポーツサスやバケットシートが標準装備される、スパルタンなクルマだったのです。私の用途は主に試乗会へのアシなので、ガチガチのサスや、ノンリクライニングのフルバケットシートが辛くなり、手放すことにしました。このクルマも、マニアには人気が高いらしく、その上希少のホワイトだったので、すぐに買い手が決まり、私の元から去っていきました。

やっぱり国産は燃費も信頼性もピカイチ!

やっぱり国産は信頼性が高い!しばらく乗る覚悟を決めました!

 そして次に買ったのが、このサイトでも取り上げたプジョー306。車両価格が3万円だったので、「3ヶ月も乗れればイイヤ」と思って買ったら、1ヶ月でエンジンがイカれて廃車になってしまいました。もうプジョーは買いません!

 そして、次は今乗っているマツダ ロードスター。ガソリンが高騰してきたので、「レギュラーで燃費がいいクルマ」というコンセプトで買ったのですが、その思惑が見事に当たり、リッター13km近い高燃費をマークして、現在も元気に走っています。

 今年は、こんな感じの4台を乗り継いできたので、来年はもっと頻繁に買い替えられたらイイナと思っています。でも、ロードスターが快調なので、しばらくは買い替えないかも…。

*中古車の達人が乗り継ぐのを止めたら意味なくない? 今年は年間6台(2ヶ月に1台)乗り継いでください(編集部)