存在感がアップしたエクステリアと、快適性がアップしたインテリア。

　先代モデルを継承した、ひと目でエクスプローラーとわかる力強さはそのままとしながらも、フロントエンドのデザインが一新され新鮮な印象となった。中でも、新デザインのフロントグリルが存在感ある仕上がりとなっている。
　また、それぞれのキャラクターに合わせ、エディー・バウアーには18インチのクローム・クラッド仕上げのホイールにオールシーズン・タイヤを装着、XLTにはオールテレイン・タイヤやサイドに施されたクラティングパネルで、スポーティなイメージに仕上げられた。

　インテリアは、デザインを一新するとともに居住環境が改良された。フロントシートは、前後のスライド幅が2.5センチ延びてポジションの選択肢が増えた。エディー・バウアーには新たに運転席10Wayパワーシートと電動アジャスタブルペダルが採用された。
　また、ドアも機能性とデザイン性が改善され、ウインドウ・コントロール・スイッチにはより直感的な操作が可能なプッシュ・プル・デザインが採用された。

　シャーシには、フレームレール部分をクロスメンバーが貫通する“チューブ・スルー・チューブ・デザイン”が採用された。ジョイント部分の強度を大幅に向上させるとともに、貫通部の周囲を完全に溶接する「フルボックス型シーム」とすることで、フレームの曲げ剛性を63%、捻り剛性を55％向上している。

　安全性能面では、フォード独自の技術であるロール・スタビリティ・コントロール付きアドバンストラックを搭載。エアバッグは、フロントやサイドカーテンに加え、フロントシート・サイドエアバッグを採用し、側面衝突の際の乗員の胸部の保護が強化された。
　新型エクスプローラーは、アメリカにおける2010年までの前面および側面衝突の連邦基準は全て満たしている。

　価格は、エディー・バウアーが520万円、XLTが425万円。

ページ1：　新型フォード・エクスプローラー発売開始!!
ページ2：　存在感がアップしたエクステリアと、快適性がアップしたインテリア。

代表グレード	Eddie Bauer
ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高）	4,930mm×1,870mm×1,835mm
車両重量［kg］	2,230kg
総排気量［cc］	4,600cc
最高出力［ps(kw)/rpm］	296ps(218kw)/5,750rpm
最大トルク［kg-m(N・m)/rpm］	41.5kg-m(407N・m)/4,000rpm
ミッション	６速オートマチック
10・15モード燃焼［km/l］	7.3km/l
定員［人］	７人
税込価格［万円］	520万円
発売日	05/11/24
レポート	CORISM編集部
写真	フォード・ジャパン・リミテッド