日本よりも世界を見据えたサイズとスタイル
アウトランダーは三菱がエアトレックの後継モデルとしてデビューさせたモデルで、CR-VやRAV4、フォレスターなど同じミドルSUVに属する。日本では爆発的とまではいかない販売台数のミドルSUVだが、輸出を念頭においた場合、各社のなかでは非常に重要なモデルに位置付けられている。
エクステリアの基本デザインは水平基調のエンジンフードが与えられたSUVらしいもの。1800mmの全幅と4640mmの全長、1680mmの全高はミドルSUVとしては平均的と見ていい。
デザイン面での特徴はキリッと引き締まったヘッドライトと、LEDを採用し近未来的な印象を強めているリヤコンビランプにある。アウトランダーはSUVのなかでもオンロードを大きく意識したクルマで、デザイン的にもあまり土や泥といったものを感じさせないように気が配られている。
グレード展開はシンプル。18インチアルミホイールが標準のGと、ベーシックなMの2種のみが用意される。