レクサスSC
レクサスSC

ボンネットからドア、そしてトランクへと流れるダイナミックなボディラインをもつレクサスSC。

レクサスSC

メタルトップのためか、ルーフを閉じるとまるでクーペのように見えるデザインは秀逸だ。トップの開閉は約25秒で完了する。

レクサスSC

ドッシリとした安定感のあるリヤビュー。ブレーキランプはLEDが使われている。

レクサスSC

状況に応じて自動的にヘッドライトの照射軸を動かし、視界を確保するインテリジェントAFSを標準装備。

レクサスSC

メタルトップ収納時でも、トランク内に若干ながら収納スペースは残されている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

イチバン、レクサスらしい?!

 レクサス店のスタート時にラインナップされた3車種のうち、GSとISはフルモデルチェンジを受けて登場するが、SCだけは既存のソアラをマイナーチェンジすると同時にレクサス店車名であるSC430としてデビューした。その意味でややインパクトが薄いのは確かだが、クーペ&オープンのラグジュアリーな上級スポーツカーは、最もレクサスらしいクルマともいえる。
 電動開閉式のルーフはスチールパネル製で、閉じたときにはクーペの静粛性や幌に比べたボディ剛性の高さが得られるため、とても快適なドライブが可能。またスイッチをひとつ押すだけでわずか25秒ほどでオープンにすると、太陽と風をいっぱいに受けて爽快なドライブを楽しむことができる。
 ルーフはリヤのトランク部分に収納されるため、構造的にキャビンが小さめになることと、トランクスペースが小さくなるのが避けられないが、気持ち良さという点では極めて特徴的なクルマである。
 今回のマイナーチェンジに当たって外観デザインは小幅な手直しが行われ、レクサスのエンブレムが装着されたフロント回りのデザインが新しくなった。

代表グレード
SC430
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,535×1,825×1,355
車両重量[kg]
1,730
総排気量[cc]
4,292
最高出力[ps(kw)/rpm]
280(206)/5,600
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
43.8(430)/3,400
ミッション
6AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.7
定員[人]
税込価格[万円]
680.0
発売日
2005年8月30日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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