イチバン、レクサスらしい?!
レクサス店のスタート時にラインナップされた3車種のうち、GSとISはフルモデルチェンジを受けて登場するが、SCだけは既存のソアラをマイナーチェンジすると同時にレクサス店車名であるSC430としてデビューした。その意味でややインパクトが薄いのは確かだが、クーペ&オープンのラグジュアリーな上級スポーツカーは、最もレクサスらしいクルマともいえる。
電動開閉式のルーフはスチールパネル製で、閉じたときにはクーペの静粛性や幌に比べたボディ剛性の高さが得られるため、とても快適なドライブが可能。またスイッチをひとつ押すだけでわずか25秒ほどでオープンにすると、太陽と風をいっぱいに受けて爽快なドライブを楽しむことができる。
ルーフはリヤのトランク部分に収納されるため、構造的にキャビンが小さめになることと、トランクスペースが小さくなるのが避けられないが、気持ち良さという点では極めて特徴的なクルマである。
今回のマイナーチェンジに当たって外観デザインは小幅な手直しが行われ、レクサスのエンブレムが装着されたフロント回りのデザインが新しくなった。