次期エスティマのデザインスタディか? トヨタ エスティマ・ハイブリッドコンセプト
エスティマハイブリッドコンセプトは、ズバリ次期エスティマ。ヘッドライトやホイールなど、細かい点は多少変更されると思われるが、基本的にはこのスタイルで発売されると思ってよいだろう。新幹線のように先端が延びたフロントノーズと、浮いているように見えるルーフによって、今までのミニバンにない先進的なデザインに仕上がっている。ボディサイズは現行モデルよりも、多少大きくなっているが全高は今までと同じ1760mmに抑えている。インテリアは意外にシックにまとめれている。ドライバーの方に向けられたセンターメーターは踏襲されているが、インパネは直線基調になりスッキリとしたデザインになった。
今までサードシートの下に置かれていた、ハイブリッド用バッテリーは、小型化されコンソール内に収められることになった。その結果、サードシートはワンボックス型ミニバンとしては珍しく、折り畳んで床下に電動格納されるようになった。エンジンは従来と同じ直列4気筒の2.4リットルだが、組み合わされるモーターの出力が大幅にアップしているので、豪快な加速力を見せてくれるはずだ。それでいて、10・15モード燃費はコンパクトカー並の18.0km/L以上を実現している。これだけのパワーと燃費を両立していれば、次期エスティマはハイブリッドが主役になりそうだ。