05フランクフルト・モーターショーレポート！メルセデス・ベンツ Vision R63AMG

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　車名にVisionがつけられているため、まだプロトタイプではあるが、メルセデスはＲクラスのAMGモデルをラインナップさせることを考えているようだ。しかも興味深いことに、搭載するエンジンは量産自然吸気8気筒ではもっともパワフルな510psを計上する6.208ccの排気量を持つV8。5200rpm時に64.3kgmの最大トルクを発し、ショーカーにはそのパワーを受け止めるため、カーボン強化セラミックディスクブレーキが装備（きっとオプション設定）されていた。
　タイヤは同じエンジンを積むML63AMGが19インチなのに対し、なんとコンチネンタル・スポーツコンチの21インチを装着。前後とも265/40ZR21というサイズが与えられていた。その他にもエアロパーツ類、320km/hスケールのスピードメーター、レザートリムのコクピット、ホイール、エキゾーストマフラーなど、AMGモデル専用のパーツを惜し気もなく装着。ただし展示車両はロングホイールベースの北米仕様で、今後ショートホイールベースの欧州仕様のAMGモデルがリリースされれば、日本上陸もあり得る話だ。