トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館とトヨタグループ13社が共同で運営する産業技術記念館は、初の連携企画として“デザインの秋 2005”と題し、デザインをテーマとした企画展・特別展を両館で開催すると発表した。

 トヨタ博物館では、10月6日(木)から12月11日(日)まで、企画展「クルマとモード〜ベル・エポックからモダニズムへ」が開催される。19世紀末から20世紀中頃までの「モータリゼーション」と「人々の装いや生活」の関係にスポットをあて、自動車技術の発展と服飾デザインの変遷を、欧米諸国を中心に、実車や服飾、装飾品等により紹介するといった内容。

 一方、産業技術記念館では、10月12日(水)から11月27日(日)まで、自動車のデザインをテーマに、基本的な開発の流れや役割、現場での技術やワザなどを紹介する、企画展「自動車デザインの現場展〜見せます。夢が事実になる瞬間〜」を開催。
また、11月4日(金)から2006年1月22日(日)<予定>まで、20世紀を代表する建築家達から賞賛を集めた、ジャン・ブルーヴェの仕事を、照明器具、家具から建築ファサード、工業化建築などの作品により紹介する、特別展『20世紀デザインの異才 ジャン・プルーヴェ〜「ものづくり」から建築家=エンジニアへ〜』が開催される。

 その他トヨタ博物館では、10月1日(土)から11月20日(日)の週末を中心に、“ものづくりの楽しさ”と“体験”をテーマとした秋の恒例イベント「わくわくウィークエンド 2005」も実施するとのこと。

 詳しくは、各館のホームページへ