ランボルギーニ　ムルシエラゴ

ガヤルド、ムルシエラゴ、ムルシエラゴ・ロードスターの3モデルをラインナップし、中国でのスーパーカー市場を狙う。

早くも中国に3拠点をオープン

　アウトモビリ・ランボルギーニ社は昨年、設立以来、過去最高の販売を達成した。台数にしてみれば、全世界でわずか1592台ではあるが、数年前まで400台そこそこしか売れていなかったメーカーにしてみれば、大きな飛躍を遂げたといっていいだろう。

　主に北米がその4割を占めており、ドイツ（13％）、イギリス（9％）、そしてアジアでは日本が8％のシェアで4位につけている。中国では2004年からランボルギーニ車の正規輸入が開始され、2004年の北京モーターショーに続いて、上海モーターショーにも初出展。新たな市場開拓へ本格的に動き出している。販売網は都市部に限られるが、北京、上海、広州の3拠点にショールームを現地法人と契約してオープンさせており、ガヤルド、ムルシエラゴ、ムルシエラゴ・ロードスターの3モデルをラインナップしている。まだ路面が劣悪ではあるため、スーパーカーが走る環境は整っていないが、ランボルギーニは中国市場に大きな期待を寄せているようだ。