エアサスを装備したディスかバリー3。運転状況や5パターンの地形(モード)を選ぶと、最適なパフォーマンスを発揮するテレインレスポンスを装備。モードの変更は、ロータリースイッチを操作するだけでOK。

ボディサイズも大きいこともあるが、シートはゆったりとしたものが装備される。3列目シートの乗り心地も配慮されており、思っていたよりは悪くない。

国産車のように簡単にはできないが、3列目シートを収納すると広大なラゲッジルームが出現。2列目シートまで収納すると2メートル近いフラットな空間が出現する。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

視認性の良い着座位置“コマンド”ドライビングポジション

 インテリア回りのデザインは、いかにもSUVらしい高い機能性が表現されたもの。がっしりした四角い感じの造形の中にシルバーのリングをあしらったメーターやエアコンの吹き出し口が配置されている。
 
 運転席は視認性と安全性を高めるためにアップライトなドライビングポジションが取れる“コマンド”ドライビングポジションを、また後席にの乗員にとって良好な視界を確保できるよう、後ろに行くほどシートの座面高を高くした伝統のスタジアムシートを採用した。
 
 シート配置は3列7人乗りで、3列目のシートにも大人が座れるだけの十分な空間が確保されている。後席にも余裕のヘッドクリアランスが確保されるのは2段ルーフも大きく貢献している。また全席にヘッドレストと3点式シートベルトが装備されるなど、安全性の面にも十分に配慮している。安全装備は8個のSRSエアバッグが装備される。
 
 内装はダッシュボードやトリムの素材にもこだわり、耐久性・耐候性が高くて環境にも配慮した素材が使われている。快適装備の充実度も高く、プレミアムSUVにふさわしい豪華な快適装備が用意される。

代表グレード
SE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,850×1,920×1,890
車両重量[kg]
2,500
総排気量[cc]
4,009
最高出力[ps(kw)/rpm]
215(160)/4,500
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
36.7(360 )/3,000
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
6.2
定員[人]
税込価格[万円]
648.0
発売日
2005年3月1日
レポート
松下 宏
写真
オートアクセル
スタイル インテリア 走り&メカニズム