三菱 ラリーアート ランサーエボリューションIX

アグレッシブなリヤスタイル。フロントに装着されたスポイラーは、軽量＆高剛性なカーボン製だ。 スポーツブレーキパッド、ストリート用を装着。さらにスポーツブレーキホースキットも装備され、ブレンボキャリパーのポテンシャルを最大限に引き出している。 基本的にノーマル。パイピングキットなどで、レスポンスのUPや高負荷の連続運転でのパフォーマンス維持に貢献する。 新製品のLSDを装着して、よりリニアでシャープなハンドリングを実現した。

気分はWRC！ 　いつも試乗するたびに感心させられるランエボ9。今回試乗したのは、外装や内装、吸排気、ブレーキ、電装系にまでWRCで培ったチューニングを施し、見た目だけでなく本気の走りを満喫できるラリーアート仕様だ。 　では、早速試乗といこう！　結論から言うと、とのかく速い！　ヘアピンコーナーの続く峠やワインディングロードでの高速コーナーなどなど、シュチュエーションを選ばない速さは国内最強。コーナー進入までのブレーキングがとても安定していて、ステアリングを入れてからの接地感の良さは圧巻、捕らえた路面は少々ラフに走っても決して離さない。初めて乗った人には曲がりすぎて慌ててしまうかもしれないが慣れれば自分の手足のように動いてくれる。これは、ビルシュタインと共同開発したという車高調整式スポーツサスペンションキットによる効果が大きい。コーナーの脱出においても身体がシートから張り付いてしまうくらいに加速して行くほどだ。 　普段、走っている道でも、ラリーアートのチューンしたエボ９なら、どこでもWRCの舞台になってしまいそう。それほど、WRカーに近いので、くれぐれも安全運転で！ ・スポーツサスペンションキット　346,500円 ・スポーツインタークーラーパイピングキット　102,900円 ・スーパートラクションLSDキット　257,250円 ・スーパーダイレクトツインプレートクラッチ　196,350円 ・スポーツフロントアンダースポイラー　71,400円 ・スポーツタワーバー　25,200円（フロント）/24,150円（リヤ） ・エアロミラーキット　カーボンルック　56,175円 ・エボリューションR-01（ホイール）　72,450円（1本） その他多数装備 レポート 新田守男（レーシングドライバー） 写真 神田卓哉（221616.com）