ベントレー コンチネンタル フライング スパー
コンチネンタル フライング スパー

全長5メーターを超す堂々たるアピアランスに圧倒される。ただしメーカー的にはこれを「ミッドサイズ・ベントレー」と呼ぶらしい・・・

コンチネンタル フライング スパー

これぞ「英国流」高級部屋。調度家具のようなインパネは溜息が出るほど。

コンチネンタル フライング スパー

古典的エレガント系スタイリングの中身はハイテクそのもの。足回りはエアサス、エンジンはW12型ツインターボ560馬力、これを4WDで駆動するのだ。

伝説のネーミングが復活

 ベントレーの新たな方向性を見い出した2ドアクーペのコンチネンタルGT、その4ドア版として、発表されたのがコンチネンタル・フライングスパーだ。320mmもホイールベースを延長し、1960年代に使われていたネーミングが見事復活を遂げた。高級な調度家具のような運転席まわりに加え、ゆったりと採られたリヤシートのレッグスペースは、メルセデスのSクラスやBMW7シリーズとも引けをとらない広さを持っている。
4シーター仕様もしくは5シーター仕様を選択できるが、前者の場合は、リヤにもハイクオリティなセンターコンソールが装着され、左右独立のシートが備わる。

 パワーユニットは、5998ccのW型12気筒ツインターボを搭載。560ps/66.3kgmの出力&トルクを発する。車重が2500kgもあるため、性能面では2ドアのコンチネンタルGTにやや劣るが、最高速は305km/hと、十分にハイスペック。6速ATを組み合わせ、駆動方式は4WDを採用する。