これが英国流スーパースポーツだ!
英国ロータス・カーズは、ミッドシップスポーツカー、ロータススポーツ・エキシージのハイパフォーマンス版エキシージ240Rを発売するにあたり、先行生産モデル「エキシージ240R リミティッドエディション」を世界限定50台で生産を行なうと発表した。そのうちおよそ10台程度が日本に入ってくる予定だという。
ロータススポーツ・エキシージ240Rは、車重はおよそ930kg。ベースとなったエキシージにミッドシップで積まれるトヨタ製2ZZ-GE 1.8リッターVVTL-Iエンジンに、イートン社製ルーツ式スーパーチャージャーとインタークーラーを追加。なんと246.8ps/8000rpm、最大トルク24kgm/7000rpmを発揮するという。「240R」の名前は、このハイパフォーマンスなエンジンの出力からきているというワケだ。なぜか約7馬力分控えめなところがちょっと面白いところである。なおギアボックスは6速が組み合わされる。
エキシージ240Rはサーキットでのハードな使用も前提とした設計となっており、オプションリストにはサーキット用のスリックタイヤ(溝なしタイヤ)まで用意されるほど。この他にも、横Gにも対応する油圧オイルリザーバーや、スポーツABSと組み合わされる専用ブレーキシステム、オーリンズ社製2ウェイ調整ダンパーなど走りのパフォーマンスも万全だ。そこに超軽量なボディと高出力なエンジンの組み合わせとなればこのエキシージ240R、さぞや痛快な走りが期待出来るはずだろう。
なお、今回発表となった「エキシージ240R リミティッドエディション」のボディカラーはスポーツイエローとスポーツブラックの2色。ともに、オリジナルの限定色となる。また室内側からも良く見える剥き出しのアルミシャシーメンバーには、助手席側にシャシー番号の刻まれたプレートが貼られ、1から50までのシリアルNOも刻印されるという。イエローカラーが印象的なシートやシフトノブなど、リミティッドエディションならではの装備も多数含まれる模様だ。
ただし、日本における価格や正式な発売日などについては未定となっている。