運転席まわりは奇をてらったものはなく、操作しやすく見やすい設計だ。

シートは適度なホールドで街乗りから高速まで疲れにくい。

後席は2名なら余裕、3名でも十分な空間を確保している。

トランク内もかなり広く、ドライブ旅行には十分と言える。

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1500mmを超える全高で室内空間も十分

 最近の小型セダンとしてはちょっと高め、1500mmを超える全高を採用することもあって、室内空間には十分な広さがある。運転席への乗り降りが容易なのも全高によるところが大きいし、乗りこんだ後の居住空間も頭上、足元ともゆったりした広さがある。ただ、シートの大きさを確保したために操作レバーが左側に設置されたのは必ずしも操作しやすいとはいえない。オーナーになればすぐに慣れるにしても、やや違和感がある。

 前席以上に広さを感じるのは後席に座ったときで、特にニースペースの広さはひとクラスもふたクラスも上のクルマのような印象。後席でゆったり足が組める広さなのだ。

 シートやドアの内張りなどには上質な生地が採用され、ソフトな仕上げを施したインパネなどと合わせて、高い品質感が表現されている。このあたりはコンパクトカーとは思えない感覚だ。快適装備の充実度は平均レベル。特に不足するものはなし、逆に際立って特徴的なものが用意されるわけでもない。

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代表グレード
15M
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4395×1695×1535
車両重量[kg]
1120
総排気量[cc]
1.498
最高出力[ps(kw)/rpm]
109(80)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1(148)/4400
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.2
定員[人]
5
税込価格[万円]
160.65
発売日
2004年10月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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