小型だが印象強いスタイリングをしている。

荷室部分の設計もしっかりしており、セダンとしての資質は高い。

安定した走りを見せるティーダ・ラティオ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

サニーの後継モデルがティーダ・ラティオだ

 かつて大衆車と呼ばれたカローラやサニークラスのコンパクトセダンは、最近ではめっきり販売が落ち込んでいる。多くのユーザーがミニバンなどに移行したためだ。ただ、セダンはクルマの基本であり、自動車メーカーとしてはラインナップの上で欠かせないモデルである。そこで、セダンの魅力を改めて問い直すことでユーザーを取り戻そうとしたのがティーダ・ラティオ。先に発表されたハッチバックボディのティーダの後部にトランクを設けたモデルで、インテリア回りの品質感の高さなどはティーダ譲りとなる。

 エクステリアデザインはフロント回りがティーダと共通で、リヤドアから後ろの部分がラティオ独自のデザインとなる。塗装品質を高めて見栄えを良くするなど、外観の質感にもこだわった作りがなされている。リッドの位置を高く設定してラゲッジスペースの容量を確保したトランクにより、ランプ回りを含めたリヤのデザインはティーダとは異なるものとなる。

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代表グレード
15M
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4395×1695×1535
車両重量[kg]
1120
総排気量[cc]
1.498
最高出力[ps(kw)/rpm]
109(80)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1(148)/4400
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.2
定員[人]
5
税込価格[万円]
160.65
発売日
2004年10月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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