155馬力を発揮する2000cc直噴エンジンを搭載する。

走りはスムーズで、ファミリードライブにも適している。

変速機はCVTなので、加速感覚が無段階なのが特徴。

ある程度車高があるので、運転も見晴らしが良い。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

最新のCVTを搭載して燃費の良さと走りの楽しさを両立

搭載エンジンは1.8Lのハイメカツインカムと2Lの直噴の2機種。駆動方式はFFとフルタイム4WDだが、4WDが設定されるのは2L車だけとなる。トランスミッションは2L車が無段変速のスーパーCVTで、上級グレードには7速に使えるスポーツシーケンシャルタイプが採用される。1.8L車は電子制御4速のスーパーECTが組み合わされる。2LのFF車と1.8L車には電動パワーステアリングが採用される。

動力性能を比べると2Lの直噴エンジンには余裕が感じられるが、1.8Lエンジンも不満のない実力を発揮するとともに、スーパーECTとの組み合わせでスムーズな走りを実現する。2Lエンジン用のCVTもショックのない滑らかな走りが特徴だし、上級グレード用の7速マニュアルモードを使って走ればキビキビした感じの走りが得られる。

足回りや乗り心地などの印象は、全体に乗用車感覚でとても好感の持てるものだった。まず感じたのは安定感の高さ。ミニバンというと車高やアイポイントが高いためにどうしてもロールが大きくなりがちだが、アイシスではコーナーでのロールは良く抑えられているし、加減速をしたときのピッチングも小さい。普通のセダンを運転するのとと変わらない感覚で運転することができる。サスペンションの味付けはミニバンとしてはちょっと硬めかも知れないが、これも安定感につながるものだ。

グレード選びは、割安な印象がある1.8エンジン搭載のLがお勧めグレード。これにライブサウンドシステム(カーナビ)、SRSサイドエアバッグなど、40万円分くらいのオプションを装着すれば万全だ。

新車見積もりはこちら
代表グレード
2.0 G
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,610×1,695×1,640
車両重量[kg]
1,460
総排気量[cc]
1.998
最高出力[ps(kw)/rpm]
155(114)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.6(192)4,000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
14.4
定員[人]
7
税込価格[万円]
231
発売日
2004年9月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
スタイル インテリア 走り&メカニズム