時期が重要?それとも交渉?車を高く売るための8つの方法
目次
車を売るおすすめの時期は1~3月か9~10月
「1~3月と9~10月は、車が高く売れる時期」といわれます。確かに、この時期は自動車税・軽自動車税の課税時期や決算期などの影響で車の需要が上がります。買取価格が多少割高になっても、中古車買取店としては在庫を多く確保したい時期なのです。
また時期を考慮する以外にも、高く売るためのコツがあります。次項で8つのポイントを解説します。
POINT 1車は1日でも新しい方が高く売れる
中古車の価値は「1日でも新しい方が高い」ことが鉄則です。
売却におすすめの時期はあるのですが、例えば、5月に車を売りたくなった場合、9月まで待つよりも、5月中に売ってしまったほうが高値で売れる可能性が高くなります。
売りたくなったタイミングが高く売れる時期でなくても、基本は早めに売るのが良いのです。
ガリバーでは、過去の査定額や相場をサイトで公開しています。実際の査定額を見ても、月によって売値が大きく変わらないことが分かります。
POINT 2 査定士とのコミュニケーションも大事
査定を行う査定士とのコミュニケーションも、車を高く売る上では重要です。
単に価格比較をされていると思われると、「他社にも声を掛けた上で、また交渉があるかも」と警戒され、上限ギリギリの買取価格は提示されにくいものだからです。
そうならないためにも、以下のようにして「本気で売る気がある」ことを伝えてみてください。
- なぜ手放すことになったのか、いつ頃手放すつもりなのかを話す
- 必要な金額が明確なら、それをそのまま伝える
- 印鑑や必要な書類を持参してお店に行く
査定の時の価格交渉のポイントは、下記でさらに詳しくご紹介しています。「あとは交渉のみ」という人は、ぜひ参考にしてください。
POINT 3下取りより買取を選ぶ
同じように見える「下取り」と「買取」ですが、実は全く異なるもので、一般に「下取り」よりも「買取」の方が高値がつくことが多いです。
下取りは「お店に車を買いに来た人を対象」にしているため、お客さんの関心も新しい車の値段に向いており、下取り価格の交渉になることは少ないです。また、他のお店ともあまり比較されないため、下取り価格は低くなりやすい傾向があります。
それに対して買取の場合、買取業者の間で査定額を競うことになります。そのため「他のお店に負けないように」と高い価格が提示されやすいのです。
POINT 4複数の見積もりを比較する
「手間をかけてでも、少しでも高く売りたい」という場合は、複数の見積もりを比較してより高く買い取ってくれるお店を探すと良いでしょう。ただし、車の買取相場は車種、年式、走行距離で大体が決まってしまうため、圧倒的に高く売れる買取店は存在しません。
そのため「何店舗も回るのは面倒」という場合は、査定を受ける前に買取相場だけでも確認しておきましょう。買取相場が分かっていると買取価格の交渉もしやすくなりますし、不当に安く買い取られてしまうのを防ぐことができます。
更に差がつく! ガリバーでは買取相場を公開中!
ガリバーでは、車種ごとに買取相場や過去の査定実績をご紹介しています。
相場を確認してからディーラーに行けば、提示された下取り価格を見た時に「この下取り額は低すぎるのではないか」「だったら中古車買取店を利用しよう」など判断することができます。
また中古車買取店を利用する際にも、いくつも見積もりを取り寄せずに済みます。「何回も査定を受けるのは面倒」「営業の電話がかかってくるのは嫌」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
※ これらの価格は2022年8月時点の査定実績を元に、一部の査定情報を抽出した金額です。また、実際の買取価格を保証するものではありません。
ガリバーでは、車種ごとに買取相場や過去の査定実績をご紹介しています。
相場を確認してからディーラーに行けば、提示された下取り価格を見た時に「この下取り額は低すぎるのではないか」「だったら中古車買取店を利用しよう」など判断することができます。
また中古車買取店を利用する際にも、いくつも見積もりを取り寄せずに済みます。「何回も査定を受けるのは面倒」「営業の電話がかかってくるのは嫌」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
※ これらの価格は2022年8月時点の査定実績を元に、一部の査定情報を抽出した金額です。また、実際の買取価格を保証するものではありません。
POINT 5純正オプションは積極的にアピール
車の買取金額には、装備やグレードも大きく影響します。特にプラス査定になりやすいのは、あとから取り付けることができない以下のような純正オプションや装備です。
- 自動ブレーキ、後側方車両接近警報、踏み間違い防止装置などの安全装備
- 純正のナビやETC車載器
- サンルーフ、本革シートなど高級感をアップするオプション
- 自動スライドドア、スマートキーなどの便利なオプション
また、購入時についていた取扱説明書、整備手帳(保証書)、スペアキーなどの付属品も、査定額アップに繋がります。
POINT 6⾛⾏距離が大台に乗る前に
車は、走行距離が短いほど買取価格も高くなります。中でも3万km、5万km、10万kmといった、キリが良い数字を超える前に手放すかどうかで、買取価格が大きく変わってきます。
例えば、走行距離が4.9万kmと5.1万kmの車があるとします。
この2台の走行距離は「4.9」と「5.1」という数字が持つ印象の効果により、実際の0.2万km以上に差があるように見えてしまうのです。そのため、大台に乗る前に車を手放すと、高く買い取ってもらいやすくなります。
買取価格を確認したい場合、年式と走行距離から相場価格の分かるオンラインの無料査定をお試しください。
POINT 7傷は小さなものなら消しておく
車に乗っているとキズや凹み、バッテリー切れや故障はつきものです。「修理してから売った方が高く売れそう」と思う方もいるかもしれません。
しかし、買取金額と修理費のバランスを考えると、修理すべきかどうかは以下のようにケースによって変わります。
- 擦り傷やステッカーの跡など小さなキズは、市販の研磨剤などを使い自分できれいにしてから売却
- 板金修理が必要な大きなキズやヘコミは、修理代が高くなるため、そのまま売却するのがおススメ
- バッテリー切れやエンジンのオイル切れは、中古車買取店に売却したあと交換してもらう
なお、「エンジンがかからずお店にも行けない」という方は、出張査定※をおすすめします。査定士がお伺いするので、動かない車でも査定・買取が可能です。
※ 地域や車両によりお伺い出来ない場合がございます。詳しくは最寄りの店舗までお問い合わせください。
POINT 8査定前に簡単に掃除をしておく
高く買い取ってもらうためには、内装のきれいさ、清潔さも重要です。お金を払ったクリーニングなどは不要ですが、掃除機や脱臭剤などを使い「丁寧に使われていた」という印象を持ってもらえるようにしましょう。
車に積んである荷物も降ろしてお店に行けば、「価格さえ条件を満たせば売るつもりだ」という本気度を伝えることができます。そのため、営業マンの「最後の一声」を引き出すのに有効です。
カンタン車内清掃術!家にある掃除グッズだけでクリーニングする方法
このようにちょっとした工夫や準備で、車の買取価格をアップさせることができます。
個人売買やオークションなら更に高い価格で売却できる可能性もありますが、どうしても手間がかかりますし、トラブルの可能性も否めません。「あまり手間をかけずに高く手放したい」という場合は、まずは査定を受けて今の買取額を確認してみてください。