



中古車でも試乗できる?試乗するメリットと方法、確認すべきポイントを解説
目次
条件が合えば中古車でも試乗できる

「中古車は試乗できない」と考えている人も多いですが、実は販売店や中古車の状態によっては試乗が可能です。
特に以下の3条件を全て満たしていれば、公道で試乗できる可能性があります。
- 車検が切れていない
- 任意保険に加入している
- 整備済みである
また上記の3条件に該当しない場合も、大きな店舗では敷地内の試乗コースを走らせてもらえる場合があります。はじめから「試乗は無理」と考えず、まずはお店に試乗の可否を確認してみましょう。
試乗できない場合の対応方法
中古車の試乗を断られた場合も、内外装の状態をしっかり確認しましょう。また、試乗ができなくてもエンジンをかかけさせてもらえることが多いので、エアコンなどの動作状況も確認してください。以下に具体的なチェック項目をまとめました。
- パワーウィンドウや電動格納式ミラーは正しく動作するか
- エアコンは正しく動作し、異臭がしないか
- 各種ライトはきちんと点灯するか
- ウィンカーやワイパーは正しく動作するか
- カーナビやカーオーディオの機能や操作性に不具合はないか
- 外装のキズや凹みはどこに、どの程度のものがあるか
- フロントガラスにキズや割れはないか
- エンジンルームや下回りにサビがないか
- タイヤの溝が浅くなりすぎていないか(交換の必要はないか)
- 内装のキズやハンドルの擦れ具合はどうか
- 内装にタバコなどの臭いが染みついていないか
上記のチェック項目に加えて、「点検記録簿」があれば見せてもらえるか確認しましょう。点検記録簿には過去の整備状況が記載されており、部品の修理・交換の経歴などが分かります。
試乗時に確認すべきポイント

試乗できる場合は、走行に関わる機能がしっかり動作するか、異音がしないか等を確認しましょう。
具体的には、以下の3点について確認してください。
- 基本的な走行性能に問題はないか(アクセルやブレーキの挙動、ステアリングの応答など)
- 走行中に異常な音や挙動はないか(エンジン、トランスミッション、サスペンションなど)
- 運転特性に問題はないか(運転のしやすさ、乗り心地、視界の良好さなど)
なお中古車の見極め方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
中古車を試乗する方法
中古車の試乗をしたい場合は、販売店に事前に連絡を取り、予約をしましょう。
必要なものは免許証と、場合によって任意保険証(他車運転特約付帯のもの)です。予約の時点で持ち物を確認し、持参してください。
公道で試乗を行う場合、一般には助手席に販売店の人が座って走行を行います。
試乗車で事故に遭った場合はどうなるの?
試乗車で事故を起こした場合、責任は運転者にあります。そのため車両の修理代などが発生した場合は、販売店から修理代を請求される可能性が高いです。
ただし試乗車両が任意保険の対象となっていれば、保険による補償を受けることができます。また自身で契約している任意保険に他車運転特約がついている場合も、保険の適用が可能です。
試乗したからといって買わなくても問題ないの?
試乗はあくまでも「購入するか否かの判断材料」です。そのため試乗をしたからと言って、購入しなくても問題ありません。
ガリバーでは、ご購入希望の中古車に試乗可能な場合があります!
新車と比べて故障のリスクがある中古車だからこそ、購入前には試乗をするのがおすすめです。
ガリバーでは、ご来店予定の店舗にてご購入希望の車がある場合、試乗いただける可能性があります。ご希望の場合はお気軽に店舗やスタッフまでお問合せください。