初心者におすすめの車12選!車の選び方のポイントと購入時の注意点も解説
目次
この記事を執筆・監修した人
- 現在の役職・肩書
(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。
初心者がチェックすべき車選びのポイント5つ
初心者が車を選ぶ際は、運転のしやすさと車にかかる費用を抑えることが重要です。具体的には、以下の5つのポイントをチェックして選びましょう。
- 全長・全幅が小さくコンパクトな車
- ボンネットが短く、前方の死角が少ない車
- 先進安全装備がついている車
- 価格がリーズナブルな車
- 比較的燃費が良く、維持費を抑えられる車
全長や全幅の小さい車、ボンネット(車の前部、エンジンルームの蓋部分)の短い車はサイズ感を掴みやすく、車をぶつけるリスクが低いです。また運転に慣れないうちは事故率も高いので、先進安全装備の付いた車を選ぶと安心でしょう。ただし装備を重視して車両価格の高い車を選ぶと、万が一傷つけた時のショックも大きいです。
車を購入してから「思っていたより維持費が高い」と感じる人も多いので、費用面では車両価格だけでなく、」維持費も考慮しましょう。
なお運転に慣れるまでは、キズや凹みを心配しないで済むよう、古めの中古車を選ぶのも一つの選択です。
以下の記事では初心者の車選びのポイントを詳しく解説しています。
ここからは、専門家が選ぶ初心者におすすめの車をボディタイプ別でご紹介します。コンパクトカーについては、輸入車からも選出しています。車選びの参考にしてください。
初心者におすすめの軽自動車3選
軽自動車は車体が小さく運転しやすいため、初めて車を買う人に人気のボディタイプです。ただし乗車定員が4人で、積載量が小さいというデメリットもあります。「誰が乗るか」「何を載せるか」まで想定して選びましょう。
日産 デイズ
日産デイズは適度な室内空間と使い勝手、優れた燃費性能を備えるバランス型のハイト系ワゴン。スーパーハイト系より安価で、大学生でも買いやすいです。マイルドハイブリッドシステムとプロパイロットを搭載した「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」を特にお勧めします。
ダイハツ タフト
タフトはキャンプや車中泊など、アウトドアレジャーやスポーツで便利に使える車。外界デザインがスクエアで着座位置も高いので、視界が良好で、初心者でも運転しやすいです。「Gターボ(4WD)」を選べば、高速道路の移動も安全・快適で、疲労も少なく過ごせます。
ダイハツ ムーヴキャンバス
ムーヴキャンバスはハイト系に属しながら、両側スライドドアを装備する数少ないモデル。女性ユーザーをターゲットにしたモデルなので、運転のしやすさ、室内の収納スペースなど、使い勝手に優れています。最上級グレードの「Gターボ」は装備が充実しており、パワフルに走れます。
初心者におすすめのコンパクトカー3選
コンパクトカーは、普通自動車の中でも価格が抑えめで低燃費です。「ボディサイズは小さい方が良いけど、4人乗りだと困る」という人にお勧めします。価格もリーズナブルで低燃費な車が多いので、車にかかる費用を抑えたい人は優先的に検討すべきボディタイプでしょう。
マツダ MAZDA2
MAZDA2は全長約4mで、最小回転半径も4.7〜4.9mとクラストップレベルの小回り性能を誇ります。狭い場所でも扱いやすく、運転初心者でも安心できる車です。ディーゼルターボエンジン搭載の「XD SPORT+」を選べば、低燃費で高いリセールバリューも期待できます。
トヨタ ヤリス
ヤリスは全長3,040㎜とコンパクトカーの中でもボディサイズの小さい車です。最小回転半径は4.8〜5.1m。狭い道や駐車場でも扱いやすいです。さらに圧巻なのが燃費性能で、ハイブリッド車は世界トップレベルの35.4〜36.0㎞/(WLTCモード、FF)を誇ります。
日産 ノート
日産のハイブリッドシステム「e-POWER」はエンジンで発電し、その電力を使って走行する仕組み。モーター駆動のため走りが滑らかで、運転しやすいです。その中でもノートの4WDモデル「X FOUR」は、運転が苦手な人や初心者でも運転が上手くなったように感じられます。
初心者におすすめのSUV3選
デザイン性を重視する人におすすめなのが、見た目のスポーティさや荷室の広さで人気のあるSUVです。SUVは車種によるサイズの差が大きいです。今回は日本の狭い道でも比較的運転しやすいコンパクト~ミッドサイズSUVをご紹介します。
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスは、コンパクトカーのヤリスをベースとしたSUV。扱いやすいボディサイズで、最小回転半径も5.3mとまずまずの数値です。優れた予防安全性能を誇る「トヨタセーフティセンス」を標準装備し、自動(衝突被害軽減)ブレーキの性能はクラストップレベル。ハイブリッド車の燃費性能も非常に良いです。
スバル フォレスター
フォレスターは全長4,640㎜、全幅1,815㎜と初心者にはやや大きいサイズ。しかし運転席に座ると視界が良く、死角も少なく、少し慣れれば、運転初心者でも運転しやすいです。予防安全装備をパッケージ化した「アイサイト」も高性能で、運転が不慣れでも安心して乗れる一台です。
マツダ CX-3
CX-3は全長4,275㎜、全幅1,765㎜のコンパクトSUVです。全高も1,550㎜と一般的なSUVより低めなのが特徴。
都市部に多い立体駐車場は、全高制限が1,550㎜以下の場合が多いです。そのため他のSUVでは利用できないような駐車場も、CX-3なら入庫可能です。
初心者におすすめの輸入コンパクトカー3選
オシャレな外観を楽しみたいなら、輸入車を検討するのも一つでしょう。輸入コンパクトカーは国産コンパクトカーに比べて車両価格が高めですが、セダンやSUVに比べて安価なモデルが多いです。
フォルクスワーゲン ポロ
ポロの全長は4,085㎜と短く、国産車ではアクアやノート、フィットがライバル車といえます。魅力は卓越した走行性能で、特に高速道路などでの安定感は国産コンパクトカーを大きく上回ります。そのため運転初心者でも安心して高速道路を走れる。排気量が小さく、燃費も比較的良好です。
ルノー ルーテシア
ルーテシアも全長4,085㎜と運転しやすいコンパクトカーです。ルノーらしくスタイリッシュなスタイルを持ち、上質なインテリアにも魅力があります。おすすめグレードは「E-TECH FULL HYBRID」。輸入車ではルノーだけの2モーター式ハイブリッドを備えたモデルです。
ルノー トゥインゴ
トゥインゴの全長は3,645㎜と短く、コンパクトカーの中でも最小のカテゴリーに属します。可愛らしく、オシャレな内外装が特徴です。最小回転半径はわずか4.3mと軽自動車並み。道幅や駐車場の狭い日本でも使いやすく、さらに軽自動車より走行中の安定感が高いのも魅力です。
後悔しないために…車を購入するときの注意点
車を購入するときは、以下の3点に注意しましょう。
- 可能な限り試乗してから決める
- 車両価格は予算内か、維持費に無理はないかを確認する
- 信頼できる優良店で購入する
車の購入では、「何を買うか」だけでなく「どこで買うか」も重要です。特に中古車の場合は一台ずつ状態が異なるので、選択肢の多さや保証・返品の制度の有無といった点も見てお店を選びましょう。
ガリバーは毎日約500台の車を入荷しており、中古車でも安全装備の充実した車を選べます。また様々なメーカーを横断的に扱っているからこそ、「特に安全なメーカーはどこ?」「2車種で迷っているけど、どっちがおすすめ?」といったご相談にも対応できます。車の購入を検討されている方は、ガリバーにぜひご相談ください。
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