自家用車は必要?所有のメリット・デメリットを知って賢く見極めよう!
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車の保有率は首都圏で約7割、地方圏で8割超
出典:一般社団法人 日本自動車工業会 「2021年度乗用車市場動向調査」
2021年に実施された調査によると、日本における車の世帯保有率は首都圏で約70%、地方圏では80%を超えています。
調査年ごとの変化に目を向けると、地方圏では保有率の低下が見られる一方で、首都圏では2021年に保有率がやや上昇。同調査によれば、新型コロナウイルス感染症予防のため「第三者接触を回避できる自家用車へのシフト」が見られたということです。
このように、日本では多くの世帯が車を保有しており、「生活に必要だ」と感じている人が多いことが伺えます。
車を持つメリット
車を所有していると、行動範囲が広がったり、移動時間が節約できたりします。
車には「周りの目を気にしなくていい」「歩く距離が短くて済む」といったメリットがあります。それが移動のフットワークが軽くなることにも、行動範囲が広がることにも繋がります。
こうしたメリットがあるからこそ、以下のような人は車があると特に便利です。
- 小さな子どもがいるなど、公共交通機関での移動が大変な人
- 家族でのレジャーやスポーツに行くなど、電車やバスだけでは目的地に行きにくい人
- 足腰が悪い人、通院している人など、歩いての移動が大変な人やそのご家族
- ペットがいて、公共交通機関が使いにくい人
- サーフィン、キャンプ、ウィンタースポーツなど大きな荷物を持って出かけたい人
- 公共交通機関へのアクセスがあまり良くないところに住んでいる人
車を持つデメリット
あると便利な車ですが、車を持つにはお金がかかります。車は車両代金だけでなく、その後の維持費まで考えなければいけません。 維持費は車種や車の使い方によって差がありますが、毎月1万円~数万円が目安です。
購入前には維持費を含む費用が「手が届く範囲なのか」ということも考えましょう。
また車両代金や維持費を抑えるためのポイントやコツがありますので、あわせてチェックしておくのも重要です。例えば車両代金を抑えたいなら、中古車を選べば新車より安く買うことができます。車の維持費を抑えるポイントは、以下の記事を参考にしてみてください。
マイカー所有とレンタカー・カーシェアリングなどの違い
最近では車を所有しない、レンタカーやカーシェアリングといった選択肢も増えています。どれがお得なのかは車に乗る頻度・時間や期間によって変わるので、自分に合う選択肢を見極めて判断するようにしましょう。
- レンタカーは「半日」「1日」という単位で借りるモデル
→利用頻度は低く、1回当たりの利用時間が長い人にオススメ - カーシェアリングは分単位で借り、月会費が掛かることが多い
→毎月利用するが、1回当たりに乗る時間はそれほど長くないという人にオススメ - カーリースは3~5年など、比較的長い期間借りる
→単身赴任などの限られた期間だけ必要な人にオススメ - マイカーは利用頻度や時間に関わらず、一定の維持費がかかる
→週に数回など定期的に利用する人、大きな荷物を載せたい人にオススメ
カーシェアリングも検討しているなら、最寄りのカーステーションまでの距離、近所にあるカーステーションの数、使いたい時間の他者の利用状況を確認しておきましょう。「使いたいと思っていたら、他の人が借りていた!」ということが起こりそうなら、カーシェアリングはあまり向かないでしょう。
マイカーの場合は「いつでも乗れる」「すぐに乗れる」「他の人に気を遣わない」といったメリットがある ので、「自分のタイミングで乗りたい」という人は多少費用が高くてもマイカーの方が向いています。
中古車を購入すれば費用負担は抑えられる
車を持つと、費用面を主としたデメリットもありますが、使い道を考えればメリットの方が大きいです。車選びや使い方を工夫すれば、より充実したカーライフを楽しむことができるでしょう。
車にかかる費用で最も負担が大きいのは、実は維持費でなく車両代金 だといわれています。中古車であれば車両代金を抑えることができ、軽自動車なら月額に換算して1万円程度で乗れることもあります。
ガリバーは豊富な在庫の中からお客様のご要望やライフスタイル、予算に合わせた車選びをお手伝いします。「総額80万円以内の予算で軽自動車を買いたいけど、どんな選択肢がある?」など、お気軽にお問い合わせください。