トゥアレグ（フォルクスワーゲン）Ｖ６ シュトルツＣＤＣエアサスペンション装着車 GH-7LBMVA(10052218) の画像

フォルクスワーゲン トゥアレグは、北米市場を視野に入れて開発されたLサイズSUV。全長は4,815mm、全幅は1,945mmとかなりワイドで、外観が立派に見える。そこにバランスを合わせて内装も上質に仕上げられ、パサートと並ぶフォルクスワーゲンの上級車種に位置付けた。日本では、現行型が2011年から販売され、すでに6年を経過することもあってエンジンは少し古典的だ。小排気量のターボではなく、V型6気筒3.6Lの自然吸気となる。JC08モード燃費は9.8km/Lにとどまるが、動力性能には余裕があり、8速ATとの組み合わせで扱いやすい。以前はハイブリッドも用意されていたが、今は終了している。LサイズのSUVらしく4輪ダブルウイッシュボーン式のサスペンションが柔軟に伸縮して、悪路の走破力を高めた。乗り心地も柔軟でSUVの魅力を満喫できる。当然ながら後席も広く、長距離移動の得意だ。初代トゥアレグも日本で販売され、フォルクスワーゲンが大柄なSUVを手掛けたことに注目が集まった。エンジンはV型6気筒3.2LのほかにV型8気筒の4.2Lも用意され、話題性の多いクルマであった。

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