パサートオールトラック（フォルクスワーゲン）２．０ＴＳＩ ABA-3CCCZF(10076800) の画像

フォルクスワーゲン パサートオールトラックは、ワゴンボディのパサートヴァリアントをベースにした派生車種で、外観をSUV風に仕上げている。先代型の7代目パサートに設定され、2012年に発売された。基本的な外観のデザインはパサートヴァリアントと同じだが、ホイールアーチやボディの下側にはブラックの樹脂パーツを装着して、下側を保護するアンダーガード風のパーツも備えている。外観に野性味と存在感を与えた。最低地上高は160mmだから激しい悪路の走破には適さないが、パサートヴァリアントに比べると30mmほどの余裕があり、雪道や少しデコボコのある道では安心感が高い。また最低地上高の拡大で着座位置が適度に高まり、乗降時における腰の上下移動も少ない。SUV風の外観は、乗降性も向上させている。エンジンは直列4気筒2.0Lのターボを搭載。低回転域でも効くターボの恩恵で、回転数が下がる高速道路の巡航でも底力があって運転しやすい。SUV風の車種とあって駆動方式は4WDを採用しており、不意の降雪などに見舞われても、安全な運転を続けられる。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。