ニュービートル（フォルクスワーゲン）ニュービートル コンフィ GH-9CBFS(10041000) の画像

フォルクスワーゲン ニュービートルは、現時点でラインナップされるザ・ビートルの先代型になる。4代目ゴルフのエンジンとプラットフォームを使いながら、フォルクスワーゲンタイプＩ（クラシックビートル）のデザインをモチーフにして開発された。タイプＩは、エンジンをボディの後部に搭載する後輪駆動車だが、今日のゴルフはエンジンをボンネットの内部に収めた前輪駆動車になる。つまり、駆動方式は逆なので、ニュービートルのデザインに機能的な必然性はなく、後席や荷室が狭まることもあって、ドイツ本国での売れ行きは伸び悩んだという。しかし、日本と北米ではユニークなアイデアが注目されて、堅調に売れている。エンジンは直列4気筒の1.6Lと2.0Lを搭載。ベースが4代目のゴルフだから、動力性能と走行安定性に不満はなかった。外観は遠方から見てもニュービートルと分かるほどに個性的だから、ヒエラルキーから離れたクラスレスの魅力もある。フォルクスワーゲンの顧客層を拡大させる役割を果たした。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。