イプサム（トヨタ）エクセレントバージョン GF-SXM10G(10003743) の画像

トヨタ イプサムは、ミニバンのパイオニア、ホンダオデッセイのライバルとして開発されたミドルサイズのミニバンだ。1996年に登場した初代イプサムは5ナンバーサイズで登場。3ナンバーのオデッセイに対して取り回しでは有利だったが、室内空間では遅れを取った。そして2001年に登場した2代目イプサムは全幅1760mmの3ナンバーボディとなり、エンジン排気量も2.4Lとなるなどオデッセイと互角となった。専用のシャーシを採用。リアドアはヒンジ式を採用し、ラゲージ下に大型収納スペースを確保している。乗車定員はセカンドシートがキャプテンシートの6人乗りと6:4分割可倒式の7人乗りを用意する。搭載される2.4L直4エンジンは可変バルブタイミング＆リフト機構が付き最高出力160ps、10・15モード燃費は12.0km/Lとパワーと低燃費を両立させている。3ナンバーボディとなったものの、最小回転半径は5.5mと初代の取り回しの良さを引き継いでいる。2009年に生産終了となり、ハイブリッドミニバンのプリウスαが後継車となる。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。