カローラランクス（トヨタ）Ｘ エアロツアラー UA-NZE124(1011650) の画像

9代目トヨタ カローラが販売されていた2001年に、5ドアハッチバック車のトヨタカローラランクスは追加された。元々、ハッチバックが人気の欧州で販売されていたクルマで、日本にはカローラランクスとアレックスという兄弟車で導入された。欧州には3ドア車もあるが、国内には利便性の高い5ドア車のみで1995年まで販売されていたカローラFXの後継車という側面もある。搭載されたエンジンは1.5Lと2種類の1.8L直4で、最高出力180psを発生する2ZZ-GE型エンジン搭載車には4速ATに加えて、6速MTも用意されてスポーティな走りを味わうことができた。デビュー当時は、4ドアセダンと同じデザインのフロントマスクを採用していたが、2004年のマイナーチェンジで、ティアドロップ型のヘッドライトを採用し、独自性を強めている。駆動方式はFF（前輪駆動）と4WDを用意し、リアサスペンションはFFがトーションビーム式、4WDがダブルウィッシュボーンと異なる。2006年に後継車のトヨタ オーリスが登場し、兄弟車のアレックスとともに生産終了となった。

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