ビークロス（いすゞ）１７５リミテッドエディション GF-UGS25DW(6000675) の画像

いすゞ ビークロスは、SUVとスポーツカーをクロスオーバーさせたモデルとして1997年に発売された。車名はビークルとビジョンをクロスさせるという意味を込めた造語で、オンロードでもオフロードでも、日常シーンでもと非日常シーンでも使えるクロスオーバー車を意味していた。ビッグホーン系のシャシーをベースに作られたボディの外観デザインは極めて個性的なもので、大柄なボディながら3ドアのみの設定だった。鋼板と樹脂を組み合わせていたため、ボディ作りに苦労が伴ったとされている。後部にはスペアタイヤ収納部が設けられることで極めて後方視界が悪いため、当時としては珍しいバックアイカメラとそれに連動して後方を表示するモニターを標準装備していた。搭載エンジンはV型6気筒3.2Lのガソリンエンジンのみの設定で、ビッグホーンから移植したトルクオンデマンドと呼ぶ電子制御トルクスプリット方式の4WDシステムを採用した。1999年2月に最終限定車を設定して販売を終了した。

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