アヴァンシア（ホンダ）Ｌ LA-TA1(10010540) の画像

1999年から販売されたホンダアヴァンシアはUSアコードをベース開発されたステーションワゴン。USの名前が出てきたが、国内線用モデル。2.3Lと3.0LのエンジンとFF,4WDの駆動方式をラインナップし、余裕のある走りが身上。ルーフを緩やかな曲線で後方に下げてゆき、後端まで届かないうちにリヤゲートのセクションに切り替わる。そのリヤゲートをホンダでは、ガルウイング型テールゲートと呼んだ。シフトゲートをフロアではなく、インストルメンタルパネルに持ってくることで、後席へのウォークスルーが可能。同時期にカムリグラシア、マークⅡクオリスという似たようなコンセプトの競合がいたが、アヴァンシアはよりプライベート感やスポーティを志向した車種であった。モデル後期に2.3Lモデルに追加されたヌーベルバーグは、専用サスペンションで下がった車高に、16インチの大口径アルミホイールを履かせ、可変ギアレシオのステアリング装置を奢る。

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