ジープ・コマンダー（クライスラー・ジープ）リミテッド４．７ ABA-XH47(10050980) の画像

ジープ コマンダーは2006年に登場。プラットフォームは、基本的に3代目ジープ・グランドチェロキーからのキャリーオーバー。スタイリングもグランドチェロキーのテイストが盛り込まれているが、ボディは一回り大きくジープ初となる7人乗りとなっている。ポジショニングもグランドチェロキーの上に位置する。日本仕様の搭載エンジンは、4.7Lと5.7LHEMIのV8エンジン2種類で、アメリカ仕様には3.7LのV6エンジン仕様も用意されていた。4WDシステムには、走破性に優れたクォドラドライブIIを採用。電子制御式LSDをセンターとフロント、リアに装備。そのため３輪が同時に空転しても、トラクションを伝えられる１輪で駆動力を伝達することができる。さらに、ローレンジ4WDモードも備えているため岩場での走行や渡河、砂地なども走破できる本格クロスカントリーモデルなのだ。2009年には、国内販売を終了。とくに売れたというクルマでもなく、販売期間も短かったため、中古車マーケットでは希少車となっている。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。