＜LEDを駆使したちょっと強面メイクで、圧倒的な存在感をアピール＞
日産セレナには、ライダーシリーズと呼ばれる特装車がある。ライダーシリーズは、メッキ調の大きなグリルや専用エアロパーツとインテリアパーツが装備され、押し出し感のあるスポーティな内外装にまとめられている。このモデルは、こういった特装車や介護車両などを手掛ける日産の関連会社であるオーテックジャパンが担当する。そのオーテック製、日産セレナ ライダーシリーズに、特別仕様車「ライダー ブラックライン ZZ（ダブルズィー）」が設定され、発売が開始された。今回投入されたライダー ブラックライン ZZは、ライダーシリーズのルックスをさらにアグレッシブにする装備を追加した特別仕様車。とにかく、フロントフェイスメイクに力が入っているのが特徴だ。ヘッドランプやシグネチャーポジショニングランプに加え、フォグランプ、デイタイムランニングライトなどフロントのランプ類LED化。クールな白い輝きを放つLEDは、フェイスの力強さと高級感もアピール。ダーク系のボディからなら、メッキ調のグリルと合わせハイコントラストさで独自の世界観を強烈にアピールする。夜間に走行中は、バックミラー越しにでもひと目で、セレナ ライダー ブラックラインZZだと分かるほどだろう。
また、フロントプロテクターやバックドアモールを装着し、ややボリュームをアップしドッシリとした安定感あるルックスに仕上げている。ダーククロムのフロントグリルなどは、ライダー ブラックラインのアイテムを踏襲している。
新車を買って、自らアフターパーツを購入しローダウンやチューニングすると、新車保証が受けられないケースが多いし、品質もピンキリだ。しかし、オーテックジャパンがプロデュースするセレナライダーシリーズなら、通常の日産車と同等の高いクオリティを持っていることや、保証も通常の日産車と同等レベルで受けられることもあり安心して乗れる。また、装備内容をみると、自らアフターパーツで揃えるよりもリーズナブル。ライダー ブラックラインZZの価格は3,196,800円から。ベースのセレナ20Xの価格が2,452,680円なので、約74万円のアップ。多くの専用パーツを装備し、品質も確実。これで、約74万円アップなら十分に納得できる。
レイダーのトップグレードには、足回りやボディチューニングを施したパフォーマンススペックと呼ばれるモデルが存在する。少々カタメの乗り心地ながら、ミニバンであっても走る楽しみを感じることができる。ブラックラインZZのように、こここまでカスタマイズするのであれば、ルックスに見合った走行性能をもつパフォーマンススペックをベースとしたブラックラインZZがお勧めだ。
■セレナ ライダー ブラックラインZZ価格
・ライダーブラックライン ZZ 2WD （エマージェンシーブレーキ標準装備） 3,196,800円
2WD"アドバンスドセーフティ パッケージ" 3,290,760円
4WD （エマージェンシーブレーキ標準装備） 3,437,640円
4WD "アドバンスドセーフティ パッケージ" 3,531,600円
・ライダー パフォーマンススペックブラックライン ZZ 2WD（エマージェンシーブレーキ標準装備） 3,423,600円
2WD"アドバンスドセーフティ パッケージ" 3,517,560円
