フィアット 500C エクステリア

限定50台のフィアット 500C 1.4 16V ラウンジ SSが湘南に登場!

FIAT CAFFE@Yuigahama Beach

 生まれつきの地グロ。ただ肌が黒いだけで、夏というか、ビーチがまったく似合わないワタクシ。でも、行ってきました、湘南へ。神奈川県鎌倉市由比ヶ浜のビーチに颯爽と登場したのだが、目的は太陽を満喫! とかではまったくもってなくて、我が愛すべきFIAT500に会うためである。夏限定(8月31日まで)の「FIAT CAFFE@Yuigahama Beach」が由比ヶ浜にオープンしていて、なんとここにあのFIAT500Cが置いてあるのだ。
 FIAT500、つまりチンクエチェントのCとはすでにニュースで紹介しているように、日本では50台限定のオープンモデル。秋登場で、すでに予約は受付を開始しているのだが、現車を見るのはまだ先と思っていただけに、思わず我が愛車のFIAT500(オリジナルというか古いほうね)に飛び乗って行ってきたわけである。
 で、実物を見て、フィアット乗って21年の不肖、マッシュ近藤、泣きましたよ。フツーの人なら、上が開いて可愛い程度だろうが、違うのだ、視点が。この開き方は、オリジナルFIAT500の極初期モデルと同じ開き方というか、モチーフにしているに違いないのである。もっと解説しておくと、FIAT500といえばキャンバストップ(全車標準装備)だが、一般的なのは前席上のみ。それが極初期モデルでは、構造をシンプルにするためか、ピラーとルーフの左右端を残して、前後にガバッと開くようになっているのだ。つまりまんま今のFIAT500Cと同じわけで、それは写真を見てもらえれば同じであることがわかってもらえるハズ。さらに車名のFIAT500Cは初代FIAT500、通称トッポリーノにあったグレード名と同じ。このあたり、イタリアの"違いのわかる男"が設計したに違いない。

フィアット 500C リヤビュー
ベースの魅力をうまく残しつつ、オープン化しているのはさすがセンスよし。まさにオリジナルチンクエチェント、極初期モデルそのままである。
フィアット 500C
運転席に座ってみた(ウソ)。完全にオープンじゃないし、ただのサンルーフでもない。でも開放感はたっぷり。この曖昧なところが、魅力だ。
フィアット 500C ルーフ開閉スイッチ
開閉はヘッドコンソール部分にある、このふたつスイッチで行なう。わざわざ、ふたつに分けてあるのは、可愛い点ところだ。
フィアット 500C フロントシート
オリジナルカラーのシートは真っ赤で、雰囲気を盛り上げてくれる。しっかりとデザインされたヘッドレストなどはそのまま。
フィアット 500C ルーフオープン状態
夏がやっぱり似合う。絶妙なのは、リヤガラスの収納で、写真はガラス部分まで開いた状態。さらに閉めると、うまく中に入っていくのだ。
フィアット 500C ラゲッジ
標準モデルよりも広いということはないだろうけど、トランク状態になっているので、こっちのほうが使い勝手はいいかもしれない。

独特の雰囲気を発するオープンボディ

フィアット 500C エクステリア

 イケメンを押しのけ、図々しくも台によじ登り、造りを仔細にチェックしてみたけど、開放感は抜群。じつはテントの中だったけど、サイドのパネルはそのままにルーフだけがスカスカ(この中庸ぶりがただのオープンモデルにはない点だ)という独特の雰囲気はたっぷり感じられた。これぞチンク! 万歳!! もちろん電動開閉で、楽々だろう(スイッチは確認したけど、作動はできなかった)。ちなみにオリジナルのほうはイワシの缶詰開けるみたいにクルクル巻かなくちゃならなかった。そしてあれだけ畳んであるのにリヤウインドはガラスというのもいいところだ。今さら、アッという間に曇ってしまうビニール製なんて、イヤだもんね。そしてもちろんリヤエンジンでないからして、小さいながらもトランクが付いている。初代ミニのトランクみたいにパカっと可愛く開いて、これはこれでまた新しい魅力発見で、ちなみに中はまずまずの容量ではあった。
 と、火照りまくった体を癒してくれたのが、ほかでもない「FIAT CAFFE@Yuigahama Beach」。冷たい茶でもすすったのか?って、ノンノン。うまいイタリア料理とカフェを堪能したのは確かだけど、なんと、こちらにはスパがあるのだ。しかも、あのスパファインダーとのコラボというから本格的。カフェ内に専用シャワーブースを併設しつつ、トリートメントをしてくれたり、日焼け止めを塗ってくれたり。そのほか、ビーチマニキュア/ペディキュアをしてくれたりと、夏っぽいメニューが満載。そんななかで、ワタクシはハンドマッサージをしてもらって、これがまたビーチにピッタリで極楽極楽。結局、オッサン臭くてすみませんでした……。

FIAT CAFFE@Yuigahama Beach
由比ヶ浜の真ん中にオープンしているのが、FIAT CAFFE@Yuigahama Beach。今年はFIATがいろいろとイベントを仕掛けてくれているが、その一環だ。
FIAT CAFFE@Yuigahama Beach
オリジナルグッズの販売も行なわれていて、FIATフリークたるワタクシも興奮。ちなみに赤がイメージカラー(シートと同じ)となっている。
FIAT CAFFE@Yuigahama Beach
ただ、イタリアっぽいモノを出すという、よくありがちなパターンじゃない。本場のバカンスでも食されているメニューが楽しめるのだ。
FIAT CAFFE@Yuigahama Beach
地元の野菜などの食材も使っている点に注目。そしてなかなか食べられない、クレマモーレのジェラートもあって、これにもワタクシ、涙。
FIAT CAFFE@Yuigahama Beach
そして飲み物も、地元の鎌倉サイダーを扱うなど、ただのイベント系ビーチハウスとはまったく違って、バカンス感覚で湘南を楽しめる。
FIAT CAFFE@Yuigahama Beach
クルマよりもよかった(!?)のが、ハンドマッサージ。FIAT500Cで火照った体も、この通り、力抜け抜け。ちなみに前にぶら下げている大きな白いのは撮影許可書で、前掛けじゃないです、ハイ。
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チンクエチェントのオープンモデル「FIAT 500C」、予約受付スタート!

【新車情報】 (2009.06.25)

フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、フィアット 500(チンクエチェント)のオープントップ仕様、「フィアット 500C」の先行予約受付を7月4日より開始する。正式発売は9月26日から。予約はフィアット正規ディーラーのほか、FIAT CAFFEで受け付ける。 >> 記事全文を読む


新型フィアット500が2歳の誕生日!〜欧州でバースデーパーティも〜

【ニュース】 (2009.07.08)

フィアットは、2007年7月4日に世界デビューを果たした「フィアット500(チンクエチェント)」の2回目の誕生日を迎え、欧州の主要都市やイタリア5都市でバースデーパーティを実施した。 >> 記事全文を読む


今秋デビュー! フィアット チンクエチェントのオープン版「FIAT 500C」、7月より予約開始で湘南のビーチハウス「FIAT CAFFE @ Yuigahama Beach」に特別展示!

【新車情報】 (2009.06.19)

フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、今秋発売される予定の「フィアット 500C」の予約受付を7月より開始する。また、東京・青山にあるフィアットのアンテナショップ&カフェ「FIAT CAFFE(フィアット・カフェ)」のコンセプトを受け継ぎ6月28日から8月31日までの期間限定で開設されるビーチハウス「FIAT CAFFE @ Yuigahama Beach」(鎌倉・由比ガ浜)に特別展示される。 >> 記事全文を読む


【6/29画像追加】フィアット500 x Barbie(バービー)、夢のコラボレーションが実現!

【ニュース】 (2009.06.15)

フィアット オートモービルズ ジャパンは、6月8日よりフィアット500と、今年で発売50周年を迎える世界的に有名な人形「Barbie(バービー)」とのコラボレーションキャンペーンを開始した。 >> 記事全文を読む


伝説のサソリ印、遂に復活! フィアット500にチューンドモデル『アバルト チンクエチェント』、日本デビュー!

【新車情報】 (2009.04.06)

フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、人気のコンパクトカー「フィアット 500(チンクエチェント)」にホットモデル『アバルト チンクエチェント』を追加し、4月18日より販売開始する。アバルトブランドのモデルは「アバルト グランデ プント」に次いで2車種目だ。 >> 記事全文を読む