【パリショー2008】世界中が注目！「フェラーリカリフォルニア」がパリショーで初披露！「カリフォルニア」オフィシャルムービーも公開

華々しいデビューを飾る！

　フェラーリは、パリモーターショーで新型クーペ・カブリオレ「フェラーリ・カリフォルニア」を世界初公開した。同モデルは、公式ウェブサイトでプレビューを行ってきたほか、イタリア・マラネロとアメリカ・ロサンゼルスの2会場で「フェラーリ・カリフォルニア・ワールドプレミア」を同時開催するなど、話題を呼んでいるモデルだ。

　「カリフォルニア」は、1957年の「250 GTカリフォルニア」からインスピレーションを得ており、ハイパフォーマンスを誇るフェラーリのV8モデルであり、フラッグシップ・モデルであるV12エンジンを搭載した「612スカリエッティ」の系譜を継ぐ、GTカテゴリーの最新モデルである。

　ピニンファリーナ社デザインによる流麗でダイナミックなスタイリングに、機能性とデザイン性を融合したインテリアが美しい。そのスタイリングはエアロダイナミクスの効率性を高めると同時に、燃費を低く抑えている。

　エンジンは、フェラーリ初のミッドフロントにV8エンジンを搭載し、最大出力460hp(338kW)/7750rpm、最大トルク485Nm(49kgm)/5000rpmを発生する。また、わずか4秒足らずで時速0kmから100kmに到達し、最高速度は310km/hを誇る。さらに、F1スタイルのパドル付ステアリングホイールと新しいデュアルクラッチギアボックス（7速+リバース）が装備される。

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２台のカリフォルニアが駆け抜ける！

　また、会場では、フェラーリファンでもあるハリウッドの映画監督マイケル・マン氏が手掛けたオフィシャルムービーも放映された。カリフォルニアの走りにインスピレーションを得て、サンフランシスコとソーサリトの間に位置するマウント・タム・エリアを舞台に撮影された。撮影には、「ロッソ・コルサ」「アズーロ・カリフォルニア」の２色のカリフォルニアが起用され、ハーフムーンベイやサンマテオ自然林の道路やハイウェイを駆け抜ける。なお、このムービーはカリフォルニア公式ウェブサイトでも公開している。

公式ウェブサイトはこちら

オーナー好みに仕上げる。「One to Oneプログラム」導入！

　そして、パリモーターショーでは「カリフォルニア」および「599」の「One to Oneパーソナリゼーション・プログラム」導入の発表もあった。今年３月に同プログラムを「612スカリエッティ」に導入しており、好評を得ている。内外装に至るまで、オーナーの好みに合わせてオーダーすることが可能だ。今回「599」には、新たにホイールリムの新色を用意しているほか、インテリアにも、「テラ・ブルチアータ」や「マキュラート・オパコ」といった色が選択でき、さらに、明るい豹柄の「マキュラトゥーラ」、粗いエンボス調の「ゴッフラチュラ」など各種レザー仕上げも選択できるという。

モデル名	カリフォルニア
ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高）	4563x1902x1308mm
車両重量［kg］	1630kg
総排気量［cc］	4297cc
最高出力［kw(CV)/rpm］	338kW(460CV)/ 7750rpm
最大トルク［N・m(kg-m)/rpm］	485Nm(49kgm)/5,000rpm
ミッション	7速デュアルクラッチ・ギアボックス