アウディ R8レーシングバージョン エクステリア

日本導入は未定

 アウディスポーツは、顧客向けに専用開発する「R8レーシングバージョン」を2009年秋より販売を開始すると発表した。なお、日本国内への導入は未定とのこと。

 同車は、「アウディ R8」の"GT3バージョン"で、市販車ベースのGT3レギュレーションに合致しており、国内はもとより国際レースに参戦が可能という。また4WDが禁止されているため後輪駆動が採用されており、エンジンパワーの伝達には新開発の6速シーケンシャル・スポーツ・ギヤボックスが採用される。そのいっぽうで、サスペンション・コンポーネントは、そのほとんどがロードバージョンから流用される。
 さらにフロントエンドに改良を施すとともに、リヤには巨大なウイングを装着する。サーキット走行に不可欠なダウンフォースを生み出す。

 「R8レーシングバージョン」は、8月半ばにアウディ・ファクトリードライバーのフランク・ビエラによって、プロトタイプ第1号車のテスト走行が行われ、2009年シーズンには、初期テストケースとして欧州の様々なレースに参戦するという。

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