アウディ A5 エクステリア
アウディ A5 フロント

新型アウディ A5のデザインは、A4と同じく日本人デザイナー和田智さんによるもの。クーペらしい美しさとアウディらしい雰囲気をうまくバランスさせたデザインだ。

アウディ A5 リヤ

伸びやかなルーフラインや、躍動感のあるサイドのデザインがとても印象的。プレミアム感も十分で、大人のためのクーペモデルにふさわしい仕上がりだ。

アウディ A5 フロントマスク

ヘッドライト下部のポジショニングランプが個性的。グリルやボンネットフードのラインなどでアウディらしさを主張している。

アウディ A5 リヤコンビランプ

新型アウディ A4に共通するイメージのリヤコンビランプ。シンプルさのなかにも高級感を感じさせてくれる。

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達人「松下 宏」が斬る!

アウディ A5 評価

松下 宏

職業:自動車評論家
中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して...

ブランド強化のためのラグジュアリークーペ

 アウディA5は新しく投入されたフル4シーターの2ドアクーペで、A4とA6の中間に位置するモデルとされている。クーペボディなので全長はさほどでもないが、全幅は1855mmもあってまさにA4とA6の中間的なサイズとなる。
 アウディはTTというクーペボディのスポーツモデルを持っているが、ブランドを強化していくためにはプレミアムかつラグジュアリーなクーペのラインナップが必要と考えたようだ。アウディは昔からクーペモデルをラインナップし、クワトロがWRCラリーで活躍するなどしてきた歴史もあり、アウディとしては当然のラインナップでもあるようだ。

クーペらしいスタイリッシュさとアウディらしい雰囲気を融合させたデザイン

 外観デザインは日本人デザイナーの和田智さんが手がけたもの。いかにもクーペモデルらしいスタイリッシュなデザインではあるが、アルファ・ブレラのように飛びつきたくなるほどの美しさでもない。
 伸び伸びしたルーフラインやボディサイドの下部に後方に向けて切り上がっていくキャラクターラインが設けられているのが特徴。フロント回りはシングルフレームグリルやボンネットフードのV字型のラインなどはアウディのアイデンティティーともいえるもの。ヘッドライトの下部に設けられたポジショニングランプが特徴的だ。

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代表グレード
3.2 FSIクワトロ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4625×1855×1375mm
車両重量[kg]
1670kg
総排気量[cc]
3196cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
265ps(195kw)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
33.7kg-m(330N・m)/5000rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
-km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
695.0万円
発売日
2008/2/21
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
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