対象をグローバルに拡大

 日産は、自動車の部品・資材のサプライヤーに対する環境面での取り組み基準「グリーン調達ガイドライン」(2001年発行)に関し、これまで日本のみに適用していた対象をグローバルに拡大する等の改訂を行い、2008年4月より「ニッサン・グリーン調達ガイドライン」として発行、運用を始める。
 今回の新ガイドラインは、日産自動車およびルノーのサプライヤー向けに発行している「The Renault-Nissan Purchasing Way」の環境領域を具体化すべく、2006年12月に発表した同社の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」で掲げた目標に基づいて、改訂を行ったものとなっている。

【主な改訂のポイント】
(1) グローバルでの環境負荷物質低減方針への対応推進のお願い  
(2) 2次・3次以降のサプライヤーに対してのグリーン調達徹底のお願い  
(3) 日産に納入される部品・資材の管理のお願い
  ・納入部品・資材の材料データ管理方法の変更のお願い
  ・部品製造時のCO2等のデータ報告のお願い