Honda健康ドライブスクール「コンピュータ動画による事故事例学習」

受講者自身の運転行動に対する「気づき」を促がす

 ホンダは、全国7ヶ所のホンダ関連の交通教育センターで、高齢ドライバーが安全・快適に運転を続けられることを目的とした「Honda健康ドライブスクール」を2007年5月より開催すると発表した。

 2006年の自動車乗車中の交通事故死者数は全体で2,359人と減少傾向にある一方で、高齢者(65歳以上)の死者数は高齢ドライバーの増加を背景に全体の約3割を占め高水準にあるという。「Honda健康ドライブスクール」は、受講者自身の運転行動に対する「気づき」を促がすことで、各自の運転行動を改善することを基本としているとのこと。

 受講者は、スクールでの運転の様子を記録した車載カメラの映像や、動画による事故事例などをインストラクターと共に確認し、自らの運転行動の問題点を客観的に振り返ることで改善への答えを自ら見つけ出すという。また、家庭で手軽に安全運転を意識できる自己学習教材を活用することで、日常的な「気づき」を促がす内容となっているとのこと。