賢い中古車選びで確実にステップアップするのだ!!

今年8月に劇場公開される映画「トランスフォーマー」は、日本の玩具メーカーの商品から誕生した作品である。自ら意志を持ったロボット生命体が主人公の物語で、自動車からロボットにトランスフォーム(変形)するのが特長だ。
デビューから25年目を迎え、様々なシリーズが登場し、何度もアニメ化された。そういった経験を重ねてステップアップしていった集大成がハリウッド映画化という栄誉なのだ。
つまり、何が言いたいのかといえば、自分達でも様々な経験を重ねていくことによって新たなステージへステップアップできる——たとえば、クルマの乗り換えひとつでも自分をステップアップさせるいい機会になる、ということ(ちょっと、こじつけ過ぎ???)だ。てなわけで今回のテーマは、「次のステージにステップアップできる車」でいってみよう!

【ダイハツ コペン】小さくても大きな開放感!!

ダイハツ コペン(現行)

大きなクルマに乗り換えるばかりがステップアップとも限らないだろう。大きなクルマを経験したアナタだからこそわかるコンパクトなクルマの優れたポイントがある。このダイハツ コペンは、ムダのない造りと完成度の高さで人気のモデルでHIDヘッドランプや革シートといった高級車にも負けない豪華装備がオプション設定されているのもポイントである。搭載される新開発660ccツインカムICターボエンジンは、1000ccクラスの性能にも並ぶスグレモノだ。コンパクトカーからのステップアップとして面白い存在である。狙い目は、「アニバーサリーエディション」や「タンレザーエディション」のような豪華装備の特別仕様車がオススメだ。

【MINI】名前はミニでも大きく使えるコンパクトカー

ミニ(先代)

今、人気のコンパクトカーからのステップアップにオススメするのが「ミニ」はいかがだろう。初代モデルの面影を残しつつも全体的に大型化された2代目モデルがデビューしたのが2001年のことである。
新開発の1.6リッターエンジンは、ベーシックモデル「ワン」に搭載され90PSを発生する。そして「クーパー」は115PSとよりスポーティな設定になるのだ。
2004年には、当初から期待されていた、コンバーチブルモデルも追加され充実したラインナップが完成した。オススメは、シリーズの中でも最もホットなモデルである「クーパーS」。搭載されるスーパーチャージャー付エンジンは170PSを発生し、6ATと6MTが選択可能なのだ。かわいらしい見た目からは、想像もできない走行性能は、まさにヒツジの皮を被ったオオカミなのだ。国産コンパクトカーからのステップアップに最適な1台である。

【BMW 3シリーズ】質の高いクオリティは健在

BMW 3シリーズセダン(先代)

1998年デビューのBMW 3シリーズは、年式を感じさせないデザインと上質な仕上がりが人気のモデル。国産ミドルサイズからのステップアップにもってこいの車である。
国産ミドルサイズからの乗り換えならば、ボディサイズ的にも違和感なく乗り換え可能なのだ。搭載される伝統の直6エンジン(シルキーシックス)は、一度体感するとヤミツキになってしまうこと請け合いである。熟成されたコーナリング性能や乗り心地は、同クラスの国産車では味わうことができない。中でもオススメは、「330i Mスポーツ」。231PSを発生する3.0リッターエンジンは、5ATと組み合わされる。最上級モデルらしく快適装備から安全装備までほとんどが標準装備というウレシイ内容なのだ。「Mスポーツ」には、エアロと専用アルミホイールも装備されるのがポイントだ。また、5MTモデルも存在するのでスポーツ走行を楽しみたい人にも満足できること間違いナシだ。2003年に登場した後期型には、6MTの設定もある。

【マツダ RX-7】熟成されたロータリーピュアスポーツ

マツダ RX-7(絶版)

車好きには説明不要なマツダ RX-7のセールスポイントは、ロータリーエンジンだ。スポーツカー不在の時代において貴重なピュアスポーツモデルなのだ。残念ながら、すでに絶版になっているので新車で購入することは出来ない。
コンパクトな13Bエンジンからは想像できない280PSを発生し、軽快なドライブが楽しめるのだ。オススメは、最高峰「タイプR」シリーズ。エンジンのみならず、走るためにこだわったサスペンションのセッティングは、Rの称号に相応しい内容なのだ。また、最後の限定モデルである「スピリットR」シリーズには革シートも設定され、走りと共に上質なコクピットを演出してくれるのだ。更なるスポーツカーへステップアップしたいアナタにオススメする1台だ。

【トヨタ アルファード】キングオブミニバンここにあり

トヨタ アルファード(現行)

トヨタ アルファードは、国産ミニバンの最高峰フラッグシップモデルである。ミニバンオーナーならば一度は購入を考えたことがある存在ではないだろうか?
しかし、新車は300万以上する高級モデルなので購入に踏み切るには勇気が必要だ。そこでオススメするのは、中古車で賢く購入する方法だ。 2002年デビューのアルファードは、2回目の車検が近づいている前期モデルが多く流通しているのだ。人気モデルだけに中古車の在庫も豊富で程度の良い中古車が期待できる。
同クラスの大型ミニバンからの乗り換えであれば3.0リッター「MZ・Gエディション」を狙いたいところだが、2.0リッタークラスのミニバンからの乗り換えであれば2.4リッターモデルでも十分満足できるハズだ。デュアルエアコンなどは標準装備されているのでオプションDVDナビやサンルーフなど装着モデルが狙い目。ミニバンからの乗り換えで更なるステップアップがオススメだ。

賢く乗り換えるためにも旬を逃すな!

大きな買い物をするタイミングを自分で決めるには勇気がいる。せっかくこだわって買うのだから賢く上手に乗り替えたいと思うのはみんな一緒だ。また、車のことがよくわからなくてもご希望の予算や使い方に応じた車をガリバーの経験豊かなスタッフがプロの視点で丁寧にご提案してくれる。強きを助け弱きを憎む・・・?もとい弱き立場のユーザーにとっては、たよりになる中古車購入の強い味方「ガリバー無料中古車ご提案サービス」という選択も使ってみよう。
さて、今回初めてオススメした注目の5車種はいかがだったかな?自分でこだわって買った車が「ダメだこりゃ」なオチにならないように気をつけよう。それではまた次回までごきげんよう。風邪ひくなヨ〜。


達人プロフィール: ダーワ教授
職業:生きるクルマデータベース、世界の車種・グレードすべての知識を持つ恐ろしい奴。
中古車情報誌から、自動車販売店・解体屋・ミニカー屋など現場の世界と転々と。基本的に車好きが抜けないようで中古車ブローカー(本人認識無し)と貿易輸出業などを掛け持ち、現在に至る。車の趣味嗜好も偏っており、車と共に本人的にも社会的不適合車(者)です。趣味と...