【速報】デトロイトモーターショー07：スマートフォーツー

　2008年から北米市場で販売されるスマート。そのデモンストレーションを兼ねて、新型フォーツーがデトロイト・ショーで発表された。

　展示されたフォーツーは、欧州仕様だったが、ボディフォルムは全世界で77万台のセールスを記録した先代から大きな変化はなかったが、フロント、サイド、リヤともにデザインを一新。前後ライトユニットもリニューアルされ、スポーティなテイストにブラッシュアップされている。もちろんインテリアの意匠も、変更され、レブカウンターと時計がダッシュボード上に配置されているのは同じだが、ステアリングやエアコンの操作パネルや吹き出しなどを新たにして、質感を大幅に向上。

　ボディ剛性も先代から50％も強靭になり、スタビリティデバイスのESPやABSブレーキを標準化して、安全性においても進化を果たしている。999ccの直４エンジンは61ps、71ps、ターボの84psに加え、欧州仕様では45psのディーゼルユニットをラインナップ。北米導入モデルの詳細は、まだ発表されていないが、スマートのようなコンパクトカーが受け入れられるのか、今後の動向に注目したい。