トヨタ「パッソ」、より魅力的に生まれ変わった！

あわせて特別仕様車も設定

　トヨタは、パッソをマイナーチェンジするとともに、特別仕様車Ｘ“Advanced Edition”を設定し、全国のトヨタカローラ店を通じて、12月25日より発売した。

　今回のマイナーチェンジでは、エクステリアでは、フロントのバンパー・グリルとリヤのコンビネーションランプの意匠を変更（除くRacy）し、よりスタイリッシュなデザインにするとともに、新外板色３色を設定した。また、電動格納式リモコンカラードドアミラーの設定拡大（Ｘ）、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーの標準装備（“F Package”・Racy）などにより、魅力的な仕様にしている。

X “F Package”

X “V Package”

Racy（1.3リットル）

Racy（1.0リットル）

イエローグリーンマイカメタリック

　インテリアでは、シート表皮やインストルメントパネルの意匠を変更し、質感を高めるとともに、くつろげる室内空間を創出するフロントベンチシート（センターアームレスト付）（“F Package”）やスイッチ照明（Ｇ・Ｇ“F Package”・Racy）を装備したほか、オーディオには、メモリー機能を内蔵し、CDからの録音を可能（最大約660分）とするミュージックサーバー（CD・AM／FMラジオ・メモリー機能付）（“F Package”）を新たに採用するなど、利便性が高められた。

　さらに、1.0Lエンジン搭載車（2WD）は燃費を向上させることにより「平成22年度燃費基準＋20％」を達成。また、スポーティータイプ「Racy」は、従来の1.3Lエンジンに加え1.0Lエンジンを新設定することにより、充実したラインナップとなっている。

　今回、あわせてウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良が施された。

　一方、特別仕様車「Ｘ“Advanced Edition”」は、 SRSサイドエアバッグ（運転席・助手席）＆ SRSカーテンシールドエアバッグ（前・後席）やディスチャージヘッドランプ（オートレベリング機能付）を標準装備することにより、高い安全性能を実現した。また、「除菌イオン」効果により車内の空気を清潔に保つプラズマクラスターを特別装備し、魅力ある仕様となっている。

　価格は、「パッソ」が96万6,000円〜144万9,000円。特別仕様車「Ｘ“Advanced Edition”」2WDが111万3,000円、4WDが128万1,000円、ウェルキャブ「助手席リフトアップシート車“Aタイプが”」123万円〜139万円。
　なお、価格は現行型に対し、「Ｘ」は据え置き、その他もお買い得な価格設定となっている。

代表グレード	X “F Package”
ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高）	3,600×1,665×1,535 mm
車両重量［kg］	900kg
総排気量［cc］	996cc
最高出力［ps(kw)/rpm］	71ps(52kw)/6,000rpm
最大トルク［kg-m(N・m)/rpm］	9.6kg-m(94N・m)3,600/rpm
ミッション	電子制御式4速オートマチック
10・15モード燃焼［km/l］	21.5km/l
定員［人］	５人
税込価格［万円］	112万3,500円
発売日	06/12/25
写真	トヨタ自動車