クルマを通した生活の愉しさを再発見する場に
トヨタは、横浜市港北区に建設中の自動車関連と異業種の商業施設が融合した大型複合商業施設の名称を「トレッサ横浜」と決定し、その施設概要を発表した。
「トレッサ横浜」は、施設コンセプトを「暮らしにクオリティを求めるお客様に発見・感動・集いの場を提供します。〜クルマと愉しむ豊かな生活〜」とし、気軽に来店して豊富な品揃えのなかから最適なクルマを選ぶだけではなく、他の商業施設との融合により、クルマを通した生活の愉しさを再発見するものとしている。
現在、自動車関連のほかに、大規模なテナントとして、スーパーマーケットやフィットネスクラブ、家電販売、カジュアルファッション販売、スポーツ用品販売に加え、住宅の販売・情報発信を行うトヨタホームが決定していて、オープンまでには他の物販・飲食など約200店が決定するという。
施設は、環状2号線を挟んで北棟と南棟に分かれ、2つの施設は歩行者専用の「ペデストリアンデッキ」と歩行者とクルマ用の「スカイデッキ」で結ばれていて、「スカイデッキ」を利用することにより、クルマでの左右両方からの入出場が可能で、更に約5kmの敷地内道路を配置し、駐車場待ちのクルマで周辺道路が混雑しないよう配慮されている。
また、施設の外観は、横浜市の「緑のネットワーク」に呼応するよう緑化に積極的に取り組むとともに、横浜市の姉妹都市であるフランスのリヨン市の街並みのイメージを表現することにより、ワクワクする空間を創造するとのこと。
なお、オープンは、北棟は2007年11月、南棟は2008年3月を予定している。