トヨタは、クリックデリバリー200を一部改良し、全国のトヨタ店を通じて10月25日より発売開始した。

 今回の改良では、N04Cディーゼルエンジンを改良し、インタークーラー付電子制御可変ノズル式ターボチャージャー、コモンレール式燃料噴射システムの採用、クールEGR(排出ガス再循環)システムの強化など、さらに進化したクリーンディーゼルシステムDPRを採用するとともに、ディーゼルハイブリッドシステムを新たに搭載している。これにより、平成17年排出ガス規制に対し、Nox(窒素化合物)およびPM(粒子上物質)の排出量を、それぞれ規制値よりさらに10%以上低減した「低排出ガス重量車」の認定を国土交通省より取得したうえ、燃費を向上させるなど、優れた環境性能と走行性能の両立を実現しているとのこと。

 また、インテリアにおいては、メーター内にハイブリッド専用のインジケーターを設定し、省エネ運転状態、バッテリーの充・放電状況および充電量をランプで表示するなど、ハイブリッドシステムの作動状況を確認できるようになっている。

 価格は、535万5,000円。