アウディ ブランドグループデザインの統括責任者、ヴァルター・デ・シルヴァ氏は、ドイツの自動車専門誌アウトビルト誌が主催する「デザイン アワード」の授賞式において4つの賞を受賞した。
この「デザイン アワード」全7部門には、合計146車種がノミネートされており、アウディTTはスポーツカー/クーペ部門に選出されるとともに、読者選出による「過去12ヶ月以内に登場したもっとも美しいクルマ」にも選出され2部門を制している。Q7はオフロード/SUV部門のハイパフォーマンスSUVクラス、シューティングブレークは、スタディ/コンセプト部門の1位に選ばれている。
9月より販売を開始した最新モデルのTTは、進化を遂げながらも一目で見た瞬間にTTであることを主張しなければならないという信念で、デザインに着手したという。フォルムは流麗で、ベースとなるボディはコンパクトであると同時に力強さを感じさせる。フロントエンドには、さらに印象的で力強いデザインを採用し、シングルフレームグリルが圧倒的な存在感を発揮しながら、大型のエアインテークがエンジンのポテンシャルをアピールしている。
アウディでは、今回のデザインチームによる仕事が評価されての選出だったとみている。