2005年春に市場投入されたケイマンSに加え、そのベーシックグレートとなるケイマンというエントリーモデルが加わった。まさに素のケイマンとなるが、従来のケイマンSには295psの3.4Lフラット6が積まれていたが、245psの2.7Lを搭載。ポルシェの2.7Lエンジンとしては、初めて可変バルブコントロールのバリオカムプラスを採用して、エンジン特性を見直していた点が新しい。エクステリアはブラック塗装のフロントリップスポイラーとブレーキキャリパー、台形断面のテールパイプが装着され、ケイマンSと差別化されている。日本でも販売が開始されており、6速MTが633万円、ティプトロニックSが675万円。