こりゃ珍しい、軽ライトバンのハイブリッド
フランクフルトショーでヨーロッパメーカー各社がハイブリッドての取り組みを表明したことでも分かるように、ガソリンエンジンと電気モーター組み合わせて走るハイブリッドカーは、当面自動車技術の大きな方向性を示すものになりつつある。そんな中でダイハツもハイゼットカーゴをベースにしたハイブリッドカーを作り、この市場へのチャレンジを始めた。
ダイハツでは従来からハイブリッドカーの試作車をアトレーワゴンをベースに作っていたが、実際に市販することになったのはワゴンではなくライトバン仕様のハイゼットカーゴがベース。現在の段階では軽自動車のハイブリッドカーを商売ベースに乗せるのは相当に難しいものがあり、より可能性が高いのが商用車ベースということのようです。
バンベースだけにシンプルなエクステリア
ライトバンベースのため、外観デザインなどはごくシンプルなもの。ハイルーフタイプの1BOXボディですが、ライト回りやグリル回り、バンパーなど、特に凝った仕様は用意されず、ハイブリッドカーであることを強調するものも前後のステッカー程度にとどめられている。